5.0
大人な少女マンガ
「真夜中」は読み手にいろいろ想像させるというか、最後はこっちに委ねられた感があって、けっこう好きです。
短編をこういう風にまとめられるってすごいなと思う。
- 0
レビュアーランキング 20312位 ?
5 | 63件 | |
---|---|---|
4 | 102件 | |
3 | 34件 | |
2 | 11件 | |
1 | 1件 |
21 - 30件目/全49件
「真夜中」は読み手にいろいろ想像させるというか、最後はこっちに委ねられた感があって、けっこう好きです。
短編をこういう風にまとめられるってすごいなと思う。
初めからすごく引き込まれてしまいました。
他の方も書かれてますが、やっぱり、もんでん先生の作画がいいんですよね。
三歩さんの存在自体がファンタジーで、人間臭さをあまり感じられなかったです。
最後は「え?」って感じだけど、どこかの山にいてくれるような気さえします。
主人公が上を目指して、迷いなく駆け抜けていく感じが気持ちいいです。
マンガで音楽を表現するのって難しいと思うけど、音がなくてもすごい引き込まれます。
麻酔科の先生って大変だなーと思いました。
自分も一回、全身麻酔受けてますが、ものの数秒で落とされ、その直後に目が覚めた感覚でした。
このマンガは医療モノだけど、明るくカラッとしてて読みやすいですね。
人間とパラサイト、それぞれの視点がなるほどと頷けました。
今のコロナ禍の世の中で、読み返すとまた一味違った思いを抱きますね。
麻酔科の先生は、手術前に受診したり、術後に顔見に来てくれたけど、病理医の先生は会うことないなあ。
患者と会うことがないからこそ、目の前の検体のみが真実というシビアな世界だなーーと思いました。
メガネ女子がメガネ外して、髪を下ろしたら美人さんでしたー!って久々に観たような。
でも、ある意味女子の憧れるシチュかもね。
鴨さんと虎さんの日常の描写が好きです。
前編にくらべて虎さんがずいぶん大人になったなあと。
しんかいさんの未来が幸せでありますように!
悲しい物語だけど、主人公の優しさに救われます。
そして所々に出てくるセリフが、心に染みるというか、普遍的な言葉で大人でも楽しめますね。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています