4.0
なんともファンシーで懐かしい絵柄。小さきものへの視点、愛おしい隣人たる霊たちの、なんとは無いお話の連作。
-
0
39775位 ?
なんともファンシーで懐かしい絵柄。小さきものへの視点、愛おしい隣人たる霊たちの、なんとは無いお話の連作。
「先生」もの。先生だって青臭い、まだまだ迷える人間である。問題児一人にけっこう多くの教育者が心を砕いている描写はぜひとも問題児に読んでほしい。
はじまりは犬漫画だったが、気が付けば愛どっぷりの重厚な人間劇。心の汚れたワタシには眩しすぎる守村節全開の家族クロニクル。
みんな大好きポスアカもの。サバイバル漫画から社会派へ。人間と人間社会の度し難さ、オトナのためのコドモ漫画。
野球漫画数あれど、これはユニーク。某野球強豪校の内幕もの。素材も面白いけど漫画も可笑しい。「不安になって点を余計に書いちゃう」で死ぬほど笑った。
作者本人の来し方を赤裸々に。内容は面白い(というか下世話に目が離せない)。それとは別に作者の漫画への愛を感じる。愛と言うか偏愛、依存と言うか。
「ヘタウマ」と言う形容では生温い、カオスを煮詰めたような画風。よりによってフルカラーなのが罪深い。こういった冒険的(というか暴虐的な)作品に出合えるようになったのはネットマンガの功績だと思う。
伝説ともいえる「稲中」を終えた後、その後のダークな諸連載作品との境界に位置するまだ「平和」な作品。登場人物が常時鼻水出てて顔の一部になっているのは何故なんだろう。
こんなアプローチは初めて見た。先の見えないサスペンス、耽美でありながら直接的なエロは無い。確かな画力。完結してから一気に読みたい漫画。
シンプルな描画と淡々と進むストーリー、ただ主人公の剥き出しの心だけが突き刺さってきて目が離せない。「女性版福満しげゆき」という感。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
たましい いっぱい