以前、子供の幼稚園の講演会で、社会的にも大きく取り上げられた事件を起こした少年を精神鑑定したカウンセラーの方の話しを聴いた。生育歴ではなく、自由に絵を描いてもらうタイプの鑑定をしたそうだ。難しい事は分からないが、「あぁ、普通の子供とは違う感覚なんだな…」と、考えさせられる内容だった。
その日、もう一つ興味深い話しを聴いた。子供には大きく分けてチンパンジー型とオラウータン型がある。チンパンジー型は常に騒々しく、周りの耳目を集めたがるので、問題行動を起こしてもすぐ対処出来る。反対に、オラウータン型は場所や人になれるのが遅く、色んなことを自身の中にため込み易い。発覚して大事になるのはオラウータン型が多いので、「てが掛からない子供だ」と保育者はほうって置かないようにしなければならない、と。
件の少年がどちらのタイプだったかは知る由もないが、子育て中の私達にはとても参考になる話だった。
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ケーキの切れない非行少年たち
005話
第2話 田町雪人との出会い(2)