5.0
官能的なまでに美しい絵
主人公のイザベラは、元皇女のリリーとコリンス伯爵の間に生まれた。彼女は、母の実兄第2皇子アスターと、権力目当てに浮気をし妻を裏切った実父コリンスの策略にはまり、母と共に無実でありながら火刑にされる。死の間際、悪魔に願って3年時を遡ったイザベラは、悪魔の息子と契約し、母と自分を利用するだけ利用して処刑させた父、母の実兄、父の浮気相手に復讐し、母と共に自由な立場と身分を確立しようと知略の限りを尽くす。
といった感じの無料分まで読みました。
とにかく、今まで読んだ中でも断トツの絵の美しさ。衣装や人物はロココ絵画から浮き出たみたいに繊細で華美です。それだけで見て良かった、と思えてしまいます。
無料分では、敵の三人が出揃うところまでで、先行き、展開は読めません。続きが気になります。
敵さえ美しい、醜い人は出てこない感じなので、とにかく美しい世界を見たい方はお勧めです。
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黒幕悪女は悪魔を手懐ける