黄粉餡さんの投稿一覧

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評価4 24% 13
評価3 25% 14
評価2 13% 7
評価1 9% 5
41 - 50件目/全51件
  1. 評価:5.000 5.0

    官能的なまでに美しい絵

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    主人公のイザベラは、元皇女のリリーとコリンス伯爵の間に生まれた。彼女は、母の実兄第2皇子アスターと、権力目当てに浮気をし妻を裏切った実父コリンスの策略にはまり、母と共に無実でありながら火刑にされる。死の間際、悪魔に願って3年時を遡ったイザベラは、悪魔の息子と契約し、母と自分を利用するだけ利用して処刑させた父、母の実兄、父の浮気相手に復讐し、母と共に自由な立場と身分を確立しようと知略の限りを尽くす。
    といった感じの無料分まで読みました。
    とにかく、今まで読んだ中でも断トツの絵の美しさ。衣装や人物はロココ絵画から浮き出たみたいに繊細で華美です。それだけで見て良かった、と思えてしまいます。
    無料分では、敵の三人が出揃うところまでで、先行き、展開は読めません。続きが気になります。
    敵さえ美しい、醜い人は出てこない感じなので、とにかく美しい世界を見たい方はお勧めです。

    • 0
  2. 評価:3.000 3.0

    ミッション作品

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    ミッション作品の分だけ読みました。謎めかせたいからでしょうか、女主人公は非戦闘員なのに、何故、剣の鞘を戦の最中の砦城に持っていかないといけないのか。女主人公は落下する瓦礫で骨折し、剣の鞘の持ち主が戦◯するくらい激戦なのに、砦城の緊迫感が伝わらない。ヒーローらしい美貌の見習い騎士も、人物像がはっきりしない。帰宅し両親が惨◯され、幼い妹
    が隠れて無事だった。両親を埋葬するが、妹の
    証言を聞いたなら、悠長に埋葬なんかしてられ
    ない筈なのに。
    など、???な事ばかりです。
    ちょっと読み続けていく自信がないです。

    • 6
  3. 評価:5.000 5.0

    幼少期の長さに耐えて

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    まず、世界観のスケールが大きい。主人公の前世は、魔法を使える魔導師達の王国を束ねていた美貌の大魔導師。突然、皇帝が残虐な事で名高い巨大帝国の末っ子皇女殿下に生まれ変わってしまった。血の繋がりさえ軽視する皇帝や双子の皇子達に好意を向けられないと◯されかねない。意識は大魔導師であっても、身体は制約だらけの赤ちゃん。どうやって生き抜こう…。

    からの幼少期が長過ぎ。皆さんのレビューを信じて何とか乗り切り、やっと大魔導師であることがバラされるところまで辿り着きました。
    筆頭宮廷魔法使いにバレてから、ようやくテンポが早くなって中弛み感が減ります。エピソードも登場人物も増え、謎も増え、楽しみが増えます。

    • 1
  4. 評価:3.000 3.0

    今後に期待します

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    33話までの感想です。日本のブラック企業勤めの主人公が、過労◯転生を遂げたら、バッドルートの悪役令嬢。という気の毒な生まれ変わりです。ストーリーのテンポがゆっくり過ぎて、せっかく異世界に生まれ変わったのに前世のブラック企業勤めと同じかそれ以上に酷い状況が続いて、いつ努力と苦しみが報われるのか気になって仕方ありません。ここに来て周囲の人々の、理解と信頼が得られ出したみたいで主人公に早く幸せになって貰いたいです。

    • 0
  5. 評価:2.000 2.0

    主人公に共感しにくい

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    社内恋愛の相手も同年齢なのに、モラハラ受けっぱなしの主人公に、気持ちは分からないではないが共感しにくい。だって、令和ですよ。都市部で仕事しているアラサーなら、学生時代から基本、男女平等できてる筈。ここまでコケにされて社内でこきおろされて、結婚の話も出ないのに別れられない。昭和か!? イライラが募るばかりでスカッとしないので課金してまで読めないです。

    • 1
  6. 評価:4.000 4.0

    無料分まで読みました

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    テーマが、人生をやり直し復讐を遂げる。という暗い物だが、絵がきれいなのと残虐なシーンは描写が抑えられているので、見やすいです。主人公が優れた魔術師だからか、少年期から冷静で落ち着いた言動だからか、ストーリーに「これ必要?」と思わせる無駄がなく、起きる事件は全て主人公の糧となって行きます。無料分は、主人公が魔術師として未知の領域の力を付け、国際会議にデビューするところまでです。ここで改めて、最大の復讐相手との絡みが生まれそうな感じです。

    • 1
  7. 評価:5.000 5.0

    主人公はのほほん

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    異世界物ですが、主人公は等身大のまま、力だけ異様に(限度無し!?)あるという設定。落ちてきた森の生き物と出会っては浄化し、出会っては浄化するもののお互い言葉が通じない。主人公は自身で創り出したミニゴーレムとさえ意思の疎通が出来ない、という珍しいパターン。
    でも、何となくゆる~く共同生活を営めるのは、主人公が心地良い生活を大切にしている、のほほんとしたリアリストだから。
    森の外では、人以外の生き物を認めない王国が存在し、森を蝕み汚染し支配しようとするのだが、意図せず主人公がそれを阻止し、森の生き物達を解放していっている。そろそろ、王国が直接森に魔の手を伸ばしてくる予感が。
    よくある異世界物と随分カラーが異なる進み方なので、目が離せません。

    • 0
  8. 評価:4.000 4.0

    96話まで読みました

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    おデブ悪女に転生…、というタイトルですが、ヒロインはすぐに周囲への態度を改め、心情を伝えて真摯に謝罪し、ダイエットの努力をはじめるから、早い段階で悪女ではなくなります。むしろ、行き倒れの少年を匿い、身の回りの品々を換金して治癒に励むという、心身共に聖女に相応しい存在になり、誰もが認める第一王子の婚約者候補となります。が、ヒロインの望みは、相思相愛で平穩な結婚生活です。だから、第一王子の婚約者になる事を拒み続けます。そして、第一王子にライバルが登場して、成人後、ストーリーが大きく動き出し、王室の内実も暴かれて行く中、ヒロインとヒロインの妹のロマンスも動き出します。
    ストーリーの性質上、残虐なシーンも数多く有りましたが、ぼかしているのでさほど気になりません。ヒロインもヒロインの妹も幸せになって第一部は94話の途中で終わります。
    ただ、第一部を読んでいると、第二部のストーリーの大前提に疑問点が生じて納得出来ないので、ここで終わりにします。

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    彼女の幸せは何だろう

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    「戦争で勝った人がしあわせになってはいけない」という言葉を残して、戦争の英雄としての爵位や高位な人々との交際を全て打ち捨てて、帰郷する女騎士の物語です。両親亡き後、遺された弟の養育費を稼ぐ為に、王都に出た主人公。雇い主である公爵から努力を認められ、働きに相応しい待遇だけでなく、理解をも与えられます。また、主人公の周囲には才能も実力もある男性の輪があって、故郷での隠遁生活を選択した彼女を追って来ます。派手な戦闘シーンなどなく、現実的な事件が起きては、しっかり解決されていくので、ストレスなく読み進められます。美しい絵は線が繊細で、色彩も程良く抑えられとても心地良い世界観です。
    ただ、主人公の内面が語られないから、彼女の望みや願い、幸せははっきりとしません。彼女の望み幸せは何だろう、本屋での勤務を選んだ事から、王都での生活と真反対の、穏やかな環境で穏やかな人との交流と共に暮らすこと。なのかな?と思いを馳せながら最後まで見届けたいと思っています。

    • 4
  10. 評価:5.000 5.0

    119話に胸が震えました

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    男装で生きて行く事を選んだ少女が、男尊女卑の異世界で前世での服飾の知識技術をもとに、成長し人々と協力しあい社会を変えて行くという、恋愛だけに収まらない物語です。とにかく絵が美しく、絵だけでも世界観が確立されています。登場人物の顔や表情、衣装の違いで身分や生活も判じられるくらい描き分けがしっかりしていますから、違和感を全く感じずに物語世
    界に入っていけます。何より、女王の考え、心意気が素晴らしい。理想の上司像です。

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