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4.0
4〜6話。一言多い石田とラスト。
４０代独女VS２０代主婦を読みました。
ネタバレ感想ご注意ください。
笠原啓子（45）は、未婚独身。ファミレスで勤務しています。
ある日、新人の石田留美が働きに来ました。
石田は、20代主婦子持ち。
啓子は石田の教育係を任されます。
石田は、悪気はない（？）けど、いらん一言が多い。
マウントを取ってるように聞こえ、何かイライラしてしまいます。
頭に来たのは、４０代同僚主婦の矢内凛子。
教育係は凛子に変わり、石田はクチュン。
教育係は啓子に戻りました。
ある日、石田の子の通う保育園から子が熱を出したと電話がファミレスにあり、
石田に連絡がつかないと。その日、石田は、当日欠勤の電話。
サボりはバレましたが、
熱を出した石田の子は？啓子が思わず迎えに行くと乗り出しましたが、凛子が子の対処法もわからないのにと静止し、凛子が行きました。
石田は次の日、ファミレスに働きに来ましたが、
啓子に子を放ったらかした事を怒られます。
石田は、啓子に育児について言われたくないと、どこ吹く風。
それを見た凛子は、また石田にキレ、
啓子がどんなに苦労したかを、１から10まで石田に語りました。
石田は、だから何？と響かず。二人はつかみ合いの喧嘩に。
そこへ啓子が怒りの表情で現れ、突き飛ばしたのは、
凛子の方でした。
信用して話した秘密をベラベラと。
そこまで、私を憐れんでたの？
啓子は話を続けます。
私は遺産がたくさんあってお金には困ってないから、あくせくと働いたらいいわ。
啓子はファミレスを辞めました。
おわり。
感想。石田は別に親しくないし、少し我慢すれば腹も立たないけど、
信用していた凛子に、男に捨てられ流産して、親の介護で、若い人生を台無しにしたかわいそうな人なのよ。
秘密の話を、他人にベラベラ話して、
お前が一番バカにしてるじゃないか。
突き飛ばされたのは、予想通り凛子でした。
凛子は偽善者。石田は天然。
どっちがホントに腹立つかは一目瞭然。
偽善者は、一見してわからない。第一印象は寧ろ良いくらい。だから気がついた時は、ホントに、この人は嫌だと、生理的に受け付けなくなっていまう。
今作品のオチは見事でした。
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