2.0
どうして助けてくれなかったの?
4話全部読みました。
ネタバレ感想ご注意ください。
同じ日に同じ分娩室で男の子を出産。
それが縁で、主人公の瀬戸さんと本田さんは知り合いました。
1ヶ月後、瀬戸宅を訪ねる本田。
親を亡くした事。コーヒーの好みまで一緒。
これは運命。意気投合します。
が、本田の誘いで社宅一戸建てのママ友達とピクニックに行き暗雲が立ちこめます。
他のママ友はあからさまに瀬戸を嫌い、
瀬戸の息子のかなた君をつねる者まで。
瀬戸は怒り、言い合いに。
後日聞いた、嫌う理由は、「私らは一戸建て。あんたはマンション。気楽で腹が立つ」
理不尽な言い様に、ショックを受けた瀬戸。
ママ友より、助けてくれなかった本田にショックを受けました。
ほどなく、夫の転勤で引っ越し。本田に内緒で引っ越しました。引っ越し先は快適で気もハレバレしましたが、
ある日、誰かにつけられてる嫌な感じが。
帰宅するとマンションの扉に絵の具がぶちまけられ、こちらで出来たママ友にデマをでっち上げられました。
つけてる奴を見つけ捕まえたら、やっぱり本田。
動機は、「勝手に引っ越したから」
瀬戸は言いました。「じゃあピクニックの時何で助けてくれなかったの?」
「怖かった。あなたを庇えば私がいじめの標的になる。(中略)あなたは運命の出会いと言ったじゃない。」
「勝手なことばかり言って!」
「あなたと友達になりたかった。」
「そんなに大切ならどうして助けなかったの?あなたにあるのは友情じゃない。エゴよ!」
瀬戸は言いました。ありがとう。さよなら。
ママ友なんて通りすがりの人、いつかママ友の枠を超え、
本当の友情にめぐりあえたら、その時は、、、
おわり。
感想。内気でコミュニケーションが下手な本田さん。
思い込みが激しく、本田さんは本気で言ってるのですが伝わらない。
瀬戸さんが言った通り。「どうして助けてくれなかったの」これが絶交の決定打になりました。
本田さんは怖くて助けれませんでした。
しかし瀬戸さんはあのショックな出来事を忘れる事は出来ず、このような結末になりました。
本田さんも人付き合い流れに任せたままじゃダメだ。
母親として大丈夫なのか?と思ってしまう。
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ママともだち