5.0
美しい絵、恐ろしい悪女、復讐
ミエールの断頭台のシーンまで読みました。
初めはアリアが未知の世界で悪意のある侍女に吹き込まれて騙されやりたい放題の悪女となり処刑されて深く後悔と恨みを持って転生する。
転生してからは過去を振り返り自分の間違えた怒りをを鎮めながら粛々と復讐の為に生活していく。
最後まで何があろうと変わらないミエールに対して、変わっていったアリアの努力と改めた考え方によって復讐を遂げる。周りの全ての人を巻き込みながら世界が変わっていくのがどこか心に引っ掛かりを感じながらも興味深く読みました。
ただ単に繰り広げられる復讐劇では無いように感じました。
誰にも信じて貰えなくなったのにミエールは最後の最後まで何事も他の者のせいにして自分が正義だと思い続けしかも最後までそれでしか生きてゆけずある意味その思いのまま断頭台に。
ミエールの悪女たる本性を最後まで見せつけられてアリアは転生前の経験と無念と失敗をミエールに伝え心置き無く?!復讐を遂げるくだりが恐ろしいような静けさを感じました。
アリアの転生によって皇太子とアリアと共に計算され尽くし築く国はきっと温かく国民の全てに心を寄せながら司られるのだろうと思います。
皇太子もかなりの心の強者。。。アリアは悪女と聖女の紙一重のバランスを保って生きていくのだろうなと思います。
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悪女は砂時計をひっくり返す