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集団ヒステリー
流行風邪が流行り小石川辺りでは
流行が治まるどころか
日々の病死者数が増えるばかりで
大きな紡績工場を営む社長宅へ
社員がどうにかしてくれと
暴動でも起こらんばかりで
神主にお祓いを頼み
神主にどんなことが分かったかと聞くと
死神様がお怒りになっている
毎日の住人たちのお参りがなく
お怒りだとインチキ神主息をするように
ろくでもないことを話す話す
お怒りをとくには若い生贄を嫁に
出すようにと言い始めた
旅立つ前のもの達が
死神が枕元に立ったと言い残し
黄泉の国へ逝ったもんだから
インチキ神主が死神とこの流行風邪を
引っ付けて話したものなんだろう
この社長宅に社員の代表みたいな人が
訪れ華族でそれなりの家から嫁をだせば
死神さまのお怒りは解けるだろう
娘を出してくれなければ工場全て停めると
もう毎日毎日流行風邪で逝く人があとを
たたず不安が不安を呼び
死神さまがとキーワードになり
集団ヒステリーに陥ってる状態で
社長と社長夫人はちょうどお茶を運んで来た
ヒロインに目をつけ(社長夫人が先頭になり)
この子は元華族器量も良いし白無垢が似合うと
思うとヒロイン抜きで話を進め
ヒロインが嫁ぐのは死神さまのところで
生贄になるのよと
この家族でまだ毒されてないのは
幼いお嬢様くらいで
貴族のありかたなど無く
没落華族のヒロインは父から貴族とはと
ことある事に教え育ってきたので
話を受け入れてしまう
社に着いて死神に生贄として来ました
娶とってくださいと話しかけると
目の前に美しい男が立っていて
帰れ 生贄はいらないと告げると
ヒロインは嫁にして下さい
帰るところはありません
いきなり死神に手を引かれ別世界へと
連れていかれた
目の前に広がる屋敷の前を掃除する青年がいて
客間で自分の意思でここに来たこと
懐剣を差し出し
死神がコロシテやろうその前に
一つだけ願いを聞いてやると言い
組紐を一本下さいと
コレで何をする?と問われ
死神さまの綺麗な御髪をすいてこれで
整えたいですと
そう言えばあのロクデモナイ奉公先の
一等好きな仕事は娘二人の髪を整えること
だったなぁと思い出し
その欲のない返事に死神さまは少し驚きの
表情を浮かべ
今夜は泊めてやる
明日は帰れよと
自分の名前も八雲だと教え
ヒロインと八雲のストーリーの始まり
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死神の初恋~没落華族の令嬢は愛を知らない死神に嫁ぐ~【単話】