4.0
第一部が好き
第一部の沈玉と君玄梟はお互い惹かれ合う。独占欲や支配欲が目立ち暴力的な描写の多い前半と、沈玉の愛を得るために尽くし穏やかに愛を育む後半で関係性はだいぶ違う。後半の変装して沈玉に近づく君玄梟が好き。
第二部の礼卿と麒玉は、麒玉の子供っぽさと、礼卿への仕打ちが目に余る。ただの暴力男。礼卿が大切にしていた子供の頃の思い出は打ち砕かれ…
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第一部の沈玉と君玄梟はお互い惹かれ合う。独占欲や支配欲が目立ち暴力的な描写の多い前半と、沈玉の愛を得るために尽くし穏やかに愛を育む後半で関係性はだいぶ違う。後半の変装して沈玉に近づく君玄梟が好き。
第二部の礼卿と麒玉は、麒玉の子供っぽさと、礼卿への仕打ちが目に余る。ただの暴力男。礼卿が大切にしていた子供の頃の思い出は打ち砕かれ…
転生したセリーヌがダイエットや勉学に励み、ルイスやウィルとの交流で彼らの心を掴んだ子供時代から、大人になって恋愛や結婚、敵を倒し王になるまで。丁寧でテンポ良く読みやすい。ウィルは見るからにヤンデレだけど、一見そうは見えないルイスのセリーヌへの愛が切ない。
明るく楽しい作品。公爵のような清純なヒーローは希少。不快感なく読める。今後の展開で、公爵がどのように愛情を表現するようになるのか期待。
ラナの人柄が素晴らしい。クラウスは初対面から無礼で嫌なやつだし、アイリスはやりたい放題(ラナの大切なものを壊したときは最悪な気分になった)こんな人達がいる環境で、弱い主人公だったら読むのがしんどくなるけど、ラナなら希望が持てる。
キリオンがサンディーの世話を焼く場面が特に好き。全てが完璧な男を振り回し手を焼かせるサンディーが楽しい。絵はちょっと微妙だけど、気になる作品。
物語序盤。彼氏に振られて、元彼は同じ職場の若い女性とすぐに婚約。二股されていた上に、相手の女性のあからさまなマウント攻撃。主人公はもちろん傷付くけど、そもそも結婚には消極的だったし、秋穂のフォローのおかげか、わりと気楽に読めた。
秋穂との恋愛が進み、お互い大切な存在になった頃に、秋穂の許嫁問題やめぐみの母親が出てくる。序盤とは違い相手の影響力が大きい。秋穂も当事者となるし、めぐみの弱い部分が刺激されるので、読むのはしんどくなってくる。
秋穂に対し心を開くようになると、めぐみがどんどん可愛くなるところや、普段クールな秋穂がめぐみだけに見せる愛情表現も高評価。
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愛も憎しみも沈黙の中で