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理想的な話で憧れました
昭和脳のお父さんが古い考え方をUPデートしていく様子に、「現実にもこういう人が増えれば世の中変わっていくだろうにな。」と思いますが、実際は難しいですよね。人間は歳をとるとドンドン頑固になっていくから。
主人公のお父さんは家族が大好きなんですよね。
その気持ちが家族と考え方が違うから温度差があって、お父さんが凝り固まってる人だからウザがられてるのが気の毒になります。でも自分が言われたらウザいと思いますが。
お父さんは息子の翔くんが引きこもっているのが心配で毎日廊下から話かけてる。偉いですよ。翔くん本人は嫌なんだろうけど、無視され続けても諦めずに話しかけるって結構エネルギーいります。
この話では、可愛い物が好き、男らしくない、オシャレがしたい、男だけど綺麗になりたいと思っている息子さんと向き合いたい父親目線で、性とは何かが題材となっています。
しかし私は性よりも引きこもりという心が気になりました。
お父さんは息子さんのお友達でゲイの子と友達になった事でどんどんUPデートして昭和脳が柔らかくなっていきますが、自分の思考を変える勇気のあるお父さんは本当にスゴイと思います。
このお父さんの努力を家族が分かってくれますようにと願いながら読んでいます。
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おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!