4.0
予想外
主人公が、現状を打破するためと、したたかに華族と結婚を望むことも
その相手が、穏やかで人格者なのも
それなのに主人公に惹かれる弟と物語が始まりそうなのも
全部予想外でした。
私は兄と結婚してほしいな…
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1
7897位 ?
主人公が、現状を打破するためと、したたかに華族と結婚を望むことも
その相手が、穏やかで人格者なのも
それなのに主人公に惹かれる弟と物語が始まりそうなのも
全部予想外でした。
私は兄と結婚してほしいな…
表紙の男の目付きからして怖いです。
そしてこの怖さの通り、ヤンデレというより粘着したDV気質というか
キュンよりゾクっ。
なんか本能が「この人とこれ以上関わったらヤバい」と告げているというか…。
ざまぁのすっきり展開よりも怖さが上回っています。
転生して家政婦になったら、やたらと皇子やら色々な人が主人公に夢中になるんだけど
展開が早くて、なんでそんなにモテているのかイマイチ良くわからない。
家事スキルの枠を超えた整体技術のせい?薬学にも精通してるの?肌着だったから?
どっちにしろ、自分達の都合のいい、若い家政婦だから?などと思いちょっとモヤモヤ。
夫と親友に裏切られ、毒殺された主人公が、4年前に死に戻り、今度は死なないルートにするために試行錯誤していく物語。
展開がなかなか進まないのでちょっといらっとします
ありがちな、虐げられていた実家から政敵に嫁がされ、そこで溺愛される…かと思いきや
溺愛はされない。いじめられる。
でもこのいじめの詰めが甘い。と主人公は感じるほど
実家での心をえぐるいじめがひどかったんだけど。
とにかく彼女は、大声でセリフのように発せられる侮辱の言葉に「独創性がないなぁ」「今日もみんな元気ね」とむしろほのぼのし、
物置のような部屋に追いやられているのに「すきま風がないし図書館の横だなんて♡」「散歩してたら使用人が掃除してくれてるなんて幸せ」と思うし、
とにかく幸せを感じながら生活していた。
そんな態度に政敵である夫は戸惑い、自らの態度を省み、彼女に否応なく惹かれていくのだった♡
とにかく生き方が柔軟で賢い彼女が、周囲を変えていくのが痛快です!
後輩(蓼丸くん)の恋を応援するしているうちに、いつの間にかお互いに惹かれ合うのがとても自然で、だからこそ切ない。
でもとにかく蓼丸くんが素直だから、変にこじれることもなく
掃除中という自然すぎる時間に告白され、もう気づいたら蓼丸くんに振り回されてる。
ここからの怒涛のキュン展開が楽しみです。
軽口を叩き、冗談に好意を込めながら
ずっと女性騎士(主人公)の傍にいる皇帝。
この皇帝が、狂気じみた愛情を向けていながらも
強くて軽薄な感じが今までにない。
面白くてテンポが良くて、ちゃんとキュンとする展開がいいです。
いくら両親のためとは言え、自分達を救ってくれた英雄を毒殺しようとするとは。
罪滅ぼしのために傍で侍女になったはいいけど、ヒーローは憎しみを持って自分を探しているし、再び見えるように治療を始めたし、
犯人が自分と知れてもハッピーエンドになるほど単純かなぁ…?
よく、虐げられていた主人公が溺愛される話があるけど
これはその心の傷にかなり踏み込んで向き合っていて、なかなか癒えない、信じられない苦悩が描いてある。
新しく夫になったアッシュが、とてもカウンセリング的な言動をするので、その温かさを感じながらも、夫婦としての距離の詰め方も難しいなと思って読み進めている。
絵柄も可愛いんだけど
あの時お互いどう思っていたかとか、
実はこういう時にお互いのことを連想していたとか、
裏話のような番外編のようなエピソードが知れてとても嬉しいです!本編でハードな展開が続く時の癒しです。
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紅さす小指に婚姻を