4.0
工業高校のリアル
作者自身が工業高校出身のようで、解像度がとにかく高い日常系漫画です。
工業高校に通ったことのない人は未知の世界を、通った経験を持つ人はあるあるを、楽しめると思います。
大体見開き2ページでオチるので読みやすいのも良し。
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38935位 ?
作者自身が工業高校出身のようで、解像度がとにかく高い日常系漫画です。
工業高校に通ったことのない人は未知の世界を、通った経験を持つ人はあるあるを、楽しめると思います。
大体見開き2ページでオチるので読みやすいのも良し。
54話(現時点での最新話)まで読みました。
あのね、心ちゃんがもうサイコーなんです。
ほっぺのぐわんとした形、基本♢の口、飄々としていてふてぶてしくもあるのですが、やっぱりそこは赤子としてギリギリちゃんとかわいくもあり。実に色々な波乱を持ってきてくれます。
主人公の路地くんが何故か心ちゃんに懐かれて、戸惑って戸惑って…と思いきや、そのおかげで能力を発揮していく展開がまた面白い。またある時は振り回されっぱなしだったり、またある時は偶然にも恋を後押ししてもらったり…。
ヒロインの奈々さんもいい。
こういう漫画にありがちな女性らしいことが得意な子…ではなく、特に料理は壊滅的。それでも奈々さんを想い続ける路地さんだからこそまた応援したくなります。
ふふっとしたり、ワクッとしたり、ほのぼのしたり、基本的にとても良い漫画だと思います。どの関係も応援したくなったり、幸せな気持ちで読めます。
ただ自己犠牲的な優しさはキャラ表現としてわかりやすいけど、実際には幸せになりにくい。誰かを犠牲にせずみんな幸せになる道を、といつも思います。
五十嵐・武田先輩、
桜井・風間、
夏美・桜井弟
の3軸に注目するとさくさく読めます。
読了して、みんなに幸あれと思います。
しかし…
さすがに武田先輩のしゃがんだのと同じ高さとか、女性の同僚桜井さんの座高より低いとか、現実的に考えると大人の女性としては障害があるのではというレベルに低いヒロインの身長はやめてほしかったな。
まあ、漫画ってどうしても誇張表現の方が伝わるかなって思っちゃうんだろうけど…。
頭が疲れている時に読み始めたら、何故か癒されました。絵がはっきりしていて妙にきれいだし、内容は軽く、必ずクスッとさせてくれます。
リアリティという意味では「ないだろ〜」ということは多いかもしれませんが、ギャグ漫画としての説得力があるので、しばらくすると続きが読みたくなります。
一話完結型なので少しずつ読み進めています。癒しの時間。
他所のお家の毎日のご飯を覗いているようで興味深かったです。
じゃがいもやかぼちゃはドロドロするので味噌汁に絶対に入れませんが、あのドロドロが好きという人も一定数そりゃいるよなあ、とか。
発芽玄米買わず玄米を発芽させれば安いのに、と思ったけどうちは家庭用精米機を買ったからそう思うんだろうな…とか。
レシピも参考になるけれど、どちらかというと今の自分の食生活も自分なりに構築してきたものなんだなあと感慨深くなったり、私の食べたいものばかり作ってるのに美味しい美味しいと食べてくれる家族に有り難いなと思ったりしました。
シロさんはゲイであることで人より少し苦労が多く、また生活の細々したことや周りに振り回されつつもシロさんなりに楽しくまた一生懸命生きていて、等身大の(LGBTqの)一人のひとの人生を垣間見るようでした。
BL以外のよしながふみ作品はかなり読んできているせいか、私がBLが苦手であることは特に何にも左右されずに面白く読めました。
何か大きな事件が起こるわけではないけれど、日常が愛おしくなる漫画です。
いちいち予想と違う方向や思いがけない展開になる、最後までハラハラな漫画でした。
ここまで(悪い意味ではない)裏切りに満ちた漫画は女性向けでは珍しいのでは。
結末は残念な気持ちと、でもそれが凪かもなあという気持ちとで複雑でした。でも夢を見せすぎない結末はこの漫画らしいなという意味で好感が持てました。
あくまで現実的に、女性たちを応援してくれる作品だと思います。
昔ドラマでやっていた有名作品で、機会があって読んでみました。
が、さすが金ちゃん!ドンドコドコドン!(←太鼓)という展開はそう多くはありません。
序盤は爽快ですが徐々に過酷な出来事が増え、その割にスカッと着地せずストレスが溜まる感じ。
それが解放される回ではとても爽快なのですが…当時人気があったようなので引き伸ばされていたのでしょうか。
ドライブ感はすごいです。どうなるんだろう、とめちゃくちゃ引き込まれます。
女性蔑視が根底にある感じが古さを感じさせます。まあ当時は専業主婦がサラリーマンの夫を支えるのが当たり前でしたから仕方ないのかな。
結末は私は好きではなかったですが金ちゃんらしさ全開のままなのがすごいと思います。
普段接する薬剤師さんって、事務的で淡々としていて「忙しそうだし早く終わらせなきゃ」って気持ちで説明を聞くことばかりでした。
でも、いざとなるとこんなに頼れる方々だったのですね。
もちろんマンガのよつにはいかないとは思いますが、薬剤師さんの職業的倫理を垣間見ることができてとても良かったです。
職業紹介の色が濃いのでストーリーにはあまり期待しない方がいいかも。
でも読めて良かった。
奏人先輩の気持ちちょっとわかります。
私も仕事中とプライベートでギャップが激しい方なので、プライベートで後輩に「えっ…(嘘でしょ!?)」という顔をされたことが。あれ地味に傷つくんですよね。
ましてや奏人先輩の場合は多感な高校生。そんなことが繰り返されたらこんなキャラが出来上がるのはもうごく自然なことに思えるほどです。
さなと先輩との不思議な関係性ややり取りがまた良くて。ずっと読んでいたいような楽しさです。
くっつく前もすごい騒動だったけど、くっついてからもこんなに面白いとは。
ふとしたきっかけで超イケメン男子に彼女として校内に吹聴されてしまうーー。王道少女漫画ですが、久世くんの気持ちの移り変わりやそれと言わずにヒロインへの扱いが変わっていく甘酸っぱさなど、見どころがいっぱいです。
久世くんのちょっと血の気が多く優しさが不器用で完璧すぎないところも良いですね!
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只野工業高校の日常