5.0
萩尾先生ならでは
連載当初は、ここにきてフランス王朝物語を描かれるとはー!とびっくりしてました。それもブルボン朝ではなくヴァロワ朝という。
大河ドラマのような、オペレッタのような、ちょっと独特の台詞まわしなので人によっては好みが分かれるかもしれません。登場人物も多いしなんかみんな名前似てるし。
主人公は自由に生きたい美しいマルゴ姫ですが、(流石先生の筆だなあ)と感じたのは主人公の母、女傑カトリーヌ・ド・メディシスとの関係性の描かれ方。母と娘、永遠のテーマなのでしょうか。
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王妃マルゴ -La Reine Margot-