urara_desuさんの投稿一覧

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11 - 20件目/全42件
  1. 評価:5.000 5.0

    彼が見ていたのはずっと...

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    あさ美は真面目に仕事へ取り組む姿が印象的で、応援したくなる存在です。憧れのブランドア・ナスタシアのブライダル部門でデザイナーとしてキャリアアップを果たした彼女は、久々に帰国した父との食事に誘われます。しかし、それは実はお見合いの場で、相手はなんとアナスタシアの社長・孝文。以前社内ですれ違った際の印象が最悪だった彼が相手と知って、あさ美は戸惑いを隠せませんが、孝文のほうはなぜか積極的で-その理由は物語の終盤で明らかになります。彼は実は面接の頃から彼女に関心を抱いており、社内で見かける度に目で追っていたのです。最初は支配的でやや強引な態度を取る孝文でしたが、同居を始めると、意外にも優しさや思いやりを見せるように。次第にあさ美も彼に心を開いていきます。ただし、言葉や行動で気持ちをはっきり示さない孝文の態度が原因で、恋のライバルに関係をかき乱される場面も。それでも互いの想いがしっかり通じ合ってからは、フランスでのサプライズ挙式や、互いがデザインしたドレスとタキシードを披露宴で着るなど、デザイナー同士ならではの美しい演出が満載で、胸を打たれる展開となっています。

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  2. 評価:5.000 5.0

    借金と引き換えの運命

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    両親を失いながらも支え合い、健気に日々を過ごしている優しい姉妹。しかし、そんな二人に立ちはだかるのは、何かと厄介な従姉妹。妹が身売りされる危機に直面した時、姉にある“取引”を持ちかけた人物が現れる。それは借金の肩代わりをする代わりに、ある御曹司との契約を結ぶというものだった。その契約内容は、彼の子をもうけるという驚くべきもの。だが、当の御曹司もまんざらではなく、やがて二人の間に特別な感情が芽生え始める。

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  3. 評価:5.000 5.0

    ふたりをつなぐ静かな変化

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    最初に心を惹かれた相手にはすでに恋人がいた--そんな始まりから物語は展開します。ありふれた三角関係かと思いきや、少しずつ変化していく気持ちの流れがとても丁寧に描かれていて、ぐっと引き込まれます。特に、最初は恋人を大切にしていた蓮が、無意識のうちに仁菜子に惹かれていく様子がとても自然で、気づけば気持ちが動いていたという描写に説得力があります。恋人がいる状態で他の人に心が傾くと、軽率に映ることもありますが、この物語では蓮の誠実さが際立っていて、決して軽い印象を受けません。そして、仁菜子のまっすぐで無邪気な姿は見ていて応援したくなる存在です。登場するキャラクターたち全員が感情が丁寧に掘り下げられていて、人間関係の描写に嫌味がなく、読み進めるうちに自然と物語の世界に引き込まれました。

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  4. 評価:5.000 5.0

    偽恋のはずが本気に!?

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    周囲に馴染もうと、派手な友人たちに合わせて背伸びをしていたエリカ。話を合わせるため、存在しない彼氏の話をつい作り上げてしまい、嘘を重ねていくうちに引けなくなっていた。ある日、街中で偶然見かけたイケメンの写真を“彼氏”として友人に見せたところ、それがまさかの学園の人気者・佐田だった。嘘がバレる寸前、意を決して事情を打ち明けると、意外にも佐田は「偽の彼氏役を引き受けてもいい」と提案。ただしその条件は、彼の言うことを何でも聞くこと。表向きは爽やかで完璧な王子様。しかしその裏では計算高く意地悪な一面もあり、エリカは振り回される日々が始まる。けれど、ピンチの時には必ず助けてくれる彼の本当の優しさに触れ、エリカの心は少しずつ揺れ始めていく--。

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  5. 評価:5.000 5.0

    恋ヶ窪くんが眩しすぎる!

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    恋ヶ窪くんが眩しすぎて、読んでいるこっちが照れてしまうレベルです...!フィクションとはいえ、こんな理想的な年下彼氏が現実にいたらと、何度夢見たことか...瑛子さんにはもっと自分の想いに正直になって欲しいし、自信も持って欲しい。恋ヶ窪くんはちゃんと彼女を大切に思っているのが伝わってきます。

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  6. 評価:5.000 5.0

    初めての恋は、結婚から

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    幼少期に一度会ったことのある二人が、恋愛に消極的な性格だったため、彼らの親友同士が仲人となって引き合わせることに。雫はアニメに熱心で現実の恋愛には関心が薄く、高晴も同様に見えたものの、実は初見で雫に心を奪われていました。婚約が決まっても関係性はなかなか深まらず、雫の初めての経験を尊重する高晴。しかし彼が仕事の疲労で体調を崩した際、思いがけない展開が訪れます。人間の本能が自然と導く瞬間でした。長い時間をかけて心が通じ合い、その後は互いへの愛情表現を惜しまない幸せな日々が続きました。

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  7. 評価:5.000 5.0

    真っ直ぐすぎる恋に、心が洗われる

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    不器用だけど真っ直ぐな思いをぶつける漢・猛男の恋の物語です。飾った言い回しや派手なセリフはないのに、彼の言葉には不思議と胸に響く力があります。読むうちに、なぜか涙があふれてくることも...大切な人・大和へのまごころ、親友砂川への信頼、日常のささやかな喜びや戸惑い--どれも嘘のない真っ直ぐな気持ちが描かれていて、読む側の心まで清らかになるような感覚になります。駆け引きだらけの恋愛に疲れた方には、特におすすめです。

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  8. 評価:5.000 5.0

    ときめきと現実の間で揺れる心

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    田之倉くんって本当に魅力的で、花笑のときめく気持ち、すごく共感できます。恋って、年齢に関係なく落ちるもの。でも正直、彼の良い面ばかりが強調されていて、ちょっと現実離れしている気もしますが...実際にあれだけ年齢差があるうえに、相手が学生となると、生活スタイルも価値観もいろいろ違ってくるのでは?服のセンス、話題にする番組、言葉遣いまで、ギャップを感じてしまうこともありそう。若さゆえの魅力もあるけれど、未熟さに戸惑うこともきっとあるはず。それにしても、あんなに落ち着いた学生って、なかなかいないんじゃないかなぁと思います。個人的には、読み進めるうちに朝尾さんの方に気持ちが傾いちゃってました。恋愛のときめきは別として、結婚相手として考えたら、断然こっちが現実的だなって思いました。

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  9. 評価:5.000 5.0

    クールな彼と全力少女

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    中学では部活動に情熱を注いでいた晴菜。高校生になってからは恋愛を目標に、彼氏を作ろうと全力で挑んでいく姿が印象的で、そのひたむきさと真っ直ぐさには思わずあこがれてしまいます。一方ヨウは端正な顔立ちで女子に人気があるものの、過去の経験から恋愛に対して距離を置いていました。そんな彼が、晴菜との出会いをきっかけに徐々に心を開いていく姿はとても心に響きます。二人のやり取りには、自然と胸がときめいてしまいました。クールで落ち着いたヨウが、全力で突き進む晴菜を見守りながらも、時おり見せる鋭いツッコミには思わず笑ってしまいます。彼らを支える友人や家族も温かくて、読んでいるうちに「こんな高校生活を送れたら素敵だったのに」と思わせてくれる作品でした。

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  10. 評価:5.000 5.0

    あたたかい共同生活の物語

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    登場人物全員が魅力的で、読んでいると自然と心が温かくなる素敵な作品です。最初は共同生活ならではの人間関係の煩わしさやトラブルが心配でしたが、実際は全く逆の展開。新入りの高校生ヒロイン・ミーコを優しく見守る保護者的な存在・松永がいて、他の住人たちもそれぞれ個性豊かながらも互いを干渉せず、かつ集まっているときは楽しく騒ぎ合う-そんな理想的なバランスが素晴らしいです。ミーコに気を配る松永との距離感も、まだ若いミーコのドキドキ感が伝わってきて絶妙ですね。その絶妙な関係性が物語の魅力をさらに引き立てています。

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