2.0
当時アニメを視聴していた世代
今作のアニメを視聴していた世代なのでとても懐かしくもあり。
でもアニメの結末のあたりは放送されていたのか記憶が朧げででずっと気になっていました。
今回全話視聴できて。
当時は、面白いと思っていた作品ですが、いざ大人になって視聴してみると
とんでも 作品だった。 というのが正直な感想です。
オーストラリア育ちのジョージィが思春期になり、義兄弟であるアベルやカインを虜にして家庭崩壊させ一家離散。
その後、イギリスに別の男を追いかけ恋を成就。ロエルは貴族のお坊ちゃん育ちで世間知らず、奔放で健康的で庶民育ちのジョージィの根本が理解できず、微妙な温度差がちらほら散見。それでも貴族を捨て二人で駆け落ち決行。
しかしロエルは病弱で自活能力もない。金目の物も一切持ち出さずで、駆け落ち生活にはまるで役に立たない。
二人の極貧生活はジョージィの細腕にかかっていたのだ。
医者にかかり治療するにも生活するも金がなくては生きていけないのに、
ロエルは何も理解できないまま、ジョージィの仕事の帰りが遅いことを責めてしまったり。
彼の残念な面が次々と露呈してしまう。
そのうちロエルの病状が悪化すると本人に相談もしないまま、ジョージィは強引にロエル許嫁宅に強硬返却。
オーストラリア時代は兄妹の関係でそれ以上の好意はないと言い切っていたはずが、ロエルを返却した途端兄に鞍替えと
ジョージィの暴走ぶりに、なんだか気持ちが追いつかなくなってしまった。
罪人だったとされたジョージィ父は実は冤罪で嵌められた、アーサーが薬漬けにされ拉致、ロエルの許嫁の叔父でジョージィとの恋路の妨害など、諸悪の根源がダンブリング家に繋がっている的構図だったけれど。
他の方も書かれているように
周囲の者をこれでもかと引っ掻き回して、悪化させて。
一応子供はできたけど、アベルは死んでしまったし。
本当の戦犯はジョージィ だなと。
イギリスの河で行方不明になっていたアベルも奇跡的に生還し、オーストラリアでジョージィらと再会。
これからは3人で仲良く幸せに暮らしていくことが予想される〆だったが、
これでいいのかなぁと最後だけれども、もやもやした。
-
0
ジョージィ!