4.0
色んな人に読んでほしい
作者さんのインタビュー記事でこの作品の存在を知りました。作者さんは漫画家としても女性としても順風満帆な人生を歩まれている方というイメージだったので、そんなご苦労があったんだなあとちょっとビックリして、気になって読んでみました。不妊症のことは知っていても不育症のことはこの作品を読むまで知らなかったので、読んでみて勉強になりました。やっとの思いで妊娠したのに赤ちゃんが産まれる前に亡くなってしまう、それだけでも辛いのに、お腹の中で亡くなってしまった赤ちゃんを取り出すという身体的苦痛も待っていて、さらに周りの人からの心ない言葉にも傷付いて…と、作者さん達不育症の方々がとても辛い経験をされていることがよく伝わりました。これから先自分のまわりに作者さんと同じように不育症で傷付いている方がいたら、不用意な言葉でさらに傷付けることがないよう気を付けたいと思いました。また、不育症のことを知らない人は多いと思うので、できれば色んな人にこの作品が読まれるといいなーと思っています。
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不育症戦記~生きた赤ちゃん抱けるまで~