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ディープな家族の話
沖田先生の作品、大好きです。発達障害、アル中、貧困…など、家族の問題てんこもりのご家庭で半生を過ごされたのがわかります。しかし、絶望感を漂わせることなく笑いに変えてしまえるたくましさ。現代人に必要だなと感じます。
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沖田先生の作品、大好きです。発達障害、アル中、貧困…など、家族の問題てんこもりのご家庭で半生を過ごされたのがわかります。しかし、絶望感を漂わせることなく笑いに変えてしまえるたくましさ。現代人に必要だなと感じます。
沖田先生の作品が好きでよく読ませていただいています。境界知能の子どものリアルが綴られている。こういう子どもたちは学校でも支援が適切に受けれないこともあり二次障害を引き起こすこともしばしば。大変な日常をリアルに表現しつつ、沖田先生の軽やかな絵や言葉選びが秀逸で決して悲壮感が漂わないのがさすがだと思う。
美和ちゃんほどではないが、最近の若い子が職場に入ってきてあまりの軽さに驚いたことがある。誰とでも気軽に話せたり、すぐに相手の思いをキャッチするコミュ力の高さにも驚いた。
最近ニュースなどで特殊清掃や遺品整理などの業者さんの番組を見た。こんなお仕事があるんだと初めて知った。この作品ではこのお仕事の奥深さを沖田先生の軽やかな絵のタッチで重々しくなく伝えてくれている。
子どもたちの言動の中には理屈で通用しないものや常識的に考えられないものが多々ある。この本で取り上げられているエピソードは難しい教育書を読むよりも現実に即していてわかりやすい。若い先生にぜひ読んでもらいたい。
笑えるポイントが随所に散りばめられていて、電車の中や外では気軽に読めない。家でもリビングで読んでいたらニヤニヤしてしまい家族からツッコミが(笑)それくらい木絵の妄想は笑かしてくれます。また、登場人物みんな温かくて、読み終わったあとはほっこりします。
めちゃコミックで夢中になって読んだ作品です。絵は素朴だけど、ゆいはかわいいし若君はカッコいい。おもしろさと愛溢れてる作品で、ゆいの足の速さのようにあっという間に読めてしまいます。
小学生のときの友達が沖田さんと同じようなやらかし多発の子でした。本人はいたって真面目。しかし普通ではあり得ないようなやらかし連発でクラスは爆笑でした。大人になってからはなかなか普通の仕事が長続きせず、精神的にも参っているようです。沖田さんのように自分の特技を活かして生きることができたらいいのになと考えさせられます。
沖田✖️華先生の作品を初めて知ったのがこの本です。沖田先生の豊かな感受性をこちらも共に共感できる作品。生と死が穏やかに描かれています。
現代の人間社会の問題を提起していて、読んだあといろいろ考えさせられる作品。完全に解決するには難しい問題も多々あるけど、こうしてわかりやすくマンガにしてくれると若い人も読みやすいと思う。自分に何ができるかはわからないけど、まずは知るところから始めたい。
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蜃気楼家族