5.0
おもろいけど、、
主人公の綾瀬川次郎は運動の才に恵まれた孤高の存在。どのスポーツも完璧にできるが、その反面周りからは疎まれるばかり。ただ、楽しく仲間とスポーツしたいだけの綾瀬川だが、それができずどのスポーツもやめてしまう。そんなときに見つけたのが野球チームバンビーズ。綾瀬川は野球でも凄い才能を見せ、仲間もできるが、ある日監督から勝手にプロのチームの選抜試験に応募され合格してしまう。そこからバンビーズの仲間との喧嘩などがあり、結局プロのチームに行くことにする。そこではただ楽しく野球したいという綾瀬川とは全く考えが違ったメンバーが集まっており、喧嘩も多々。そして孤立。
一見運動の才に恵まれてるときくと「いいな」「なんでもできるやん」と羨ましい気持ちを抱きますが、その裏腹には周りからの非難、チームメイトからの恨みなど多くのことを抱えており、闇が深いなと感じました。
そういった綾瀬川の苦難の表情、闇堕ち気味の表情がわかりやすく描かれていて、話としては面白いが、胸がズキズキするような気持ちになります。
色々考えさせられてしまうお話です。
是非読んでください。
-
0
ダイヤモンドの功罪