5.0
王道!
家族のことが原因で一度挫折した、バイオリニストの男の子が、もう一度、バイオリンに戻ってきて、オーケストラの一員として頑張るって言葉で書いたら、よくある王道の流れなんだけど、一緒に頑張る仲間たちのキャラクターとか、互いの関係性とか、ほんとに生き生きとしてて引き込まれます。演奏シーンも迫力があって、なんだか曲が聞こえてきそうです。高校生の青春物語としても面白いし、そういう意味でも、ほんとに王道の漫画だと思います。
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家族のことが原因で一度挫折した、バイオリニストの男の子が、もう一度、バイオリンに戻ってきて、オーケストラの一員として頑張るって言葉で書いたら、よくある王道の流れなんだけど、一緒に頑張る仲間たちのキャラクターとか、互いの関係性とか、ほんとに生き生きとしてて引き込まれます。演奏シーンも迫力があって、なんだか曲が聞こえてきそうです。高校生の青春物語としても面白いし、そういう意味でも、ほんとに王道の漫画だと思います。
広告から無料分を読んで、続きが読みたくて課金。めちゃコミさんの思う壺ですが…でも、出てくる人がみんな善人(愛人さん含め)なので、読んでて優しい気持ちになれます。なにより主人公がいいですね。こういうストーリーは主人公が鼻につくことがありますが、この子はほんとに明るくて気持ちいい子で、友達になりたいくらいです。ヒーローの彼は、よく考えると、酷い提案をする非道い彼なんですが、悪意がないのと、爽やかなので、なんだか反感なかったです。
最近、お金払ってまだ読みたいという作品がなくて、ポイントが溜まってたんですが、久しぶりに引き込まれました。純粋なミステリーとして見ると、突っ込みどころ満載なんですが(とくに動機)、それを差し引いても、伏線の回収は見事だし、主人公のセリフも深いです。ミステリーだと一度読んだら十分なことも多いですが、これは結末を知ってから、もう一度読み直したら、別の味わいがありそう。
この作者のエッセイ的なマンガはワタハンの頃から色々読んでいますが、他人の悪口が多いのならちょっと疲れてました。でも、この話はそういうのはなく、病気になったときの状況や感情がとても率直に描いてあって、読みやすく、参考になります。医療の専門家ではなく、素人だからこその視点や、きれいごとではないことも明るく淡々と描いてあるので、興味深く読みました。
広告から無料分を読んで、続きが気になり、最後まで購入しました。絵は好き嫌いあると思いますが、肝心なところ以外簡略化した絵は個人的には悪くないと思います。主人公はいわゆる可愛げはないし、不器用なタイプですが、自分もそちら側なので、陰口を言われたときは同情したし、主人公の良さをわかってくれる上司がいたのは本当に良かったと思いました。
37歳になっても、あんまり変わってない金田一君のキャラや見かけ、美雪ちゃんとの関係や犯人達の黒幕…これをワンパターン、マンネリととる人もいるかもですが、自分は懐かしく思い、と安定の推理の面白さだと捉えました。金田一君が推理を忌避するようになった何かやまだ出てこない美雪ちゃんも気になります。
医療従事者への尊敬の念が増した本年でしたが、この漫画家の中の医師達も本当に凄い、尊敬します。麻酔科医は本作でもいうように、目立つ存在でなくて、これまで外科医ものでもあまりフューチャーされてませんでしたが、こんなに重要な仕事をしてることを知れてよかったです。
かなり重い過去を背負った登場人物達で、とくにお医者さんは、二重にも三重にも重なっていてヘビーなので、恋愛モノとしては焦ったい程進みません。その分、それぞれの逡巡がとても丁寧に描かれているのと、絵の綺麗さが素敵です。とくに女性の身体の描き方がキレイだと思います。
最初の方を読んだときは、中学生のお話だし、主人公がよくある鈍感な何にもできないコなのに、何故かモテてしまうお話かと思ってましたが、思っていた以上に、ピュアで頑張りやさんだったので、応援したくなりました。お話も中学からだんだん進行してみんな成長していくのもいいですね。
やっぱりおかざき先生は絵が本当にきれい。女の人のラインが好きです。始めの頃の相手役の男が、優柔不断で頼りないけど、ああやって前カノを吹っ切れない気持ちもわかるし、そんな男を好きになる主人公の気持ちもわかる。大人でも、そんなに簡単に割り切れないよね。切ないです。
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