5.0
名作です
さいとうちほ先生すごいです!
そっくりの異母兄弟の兄と妹が男女の性を交代して、東宮様や帝に仕えるのですが前半はいわぶきというこれまたクズなキャラに振り回される。現代ではほんとうにゲスなんだろうけど平安時代ではこういったこともあったのでしょうか。
いわぶきがきっかけで元の性別に戻って帝に仕えるのですが、後半からは帝の沙羅への気持ちと、性別交換していた沙羅がそれを悩み帝の気持ちを受け入れず、それがほんとうにモヤモヤします。
帝がいわぶきと違って沙羅の気持ちを優先して、とても品が良くストレートに伝える言葉(和歌)がとても素敵です。
睡蓮も東宮様との恋仲になっていきこれまたこの二人の関係がとても良いです。
終盤はほんっとーにハラハラドキドキするので是非とも読んでみてください。
一気に読んでしまいました。
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とりかえ・ばや