まりあぶらんかさんの投稿一覧

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作品レビュー
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1 - 10件目/全51件

  1. 評価:5.000 5.0

    すごいな、この作品!

    ファンタジー作品として楽しめるだけでなく、今の日本の社会がどういうシステムで動いているかの簡単な説明ぽい部分もあり、経済学入門的な感じにも読める、『一粒で何度美味しいのッ……!』な作品ですね。

    それだけでなく、貴族社会の権謀術数や、戦争と平和、国家として、施政者としての王家など、多少の事では揺るがないような、骨組みのしっかりした世界観が構築されているのを読み取ることができると思います。

    この原作者の方は、少なくとも簿記の資格をお持ちではないかと。そして、歴史や経済学をよく学んでいらっしゃるのではないでしょうか?

    ……確かに、「知識は力」です。
    このような素晴らしい作品を生み出し、出逢わせて下さった。
    私は、この御縁に感謝しか出来ない。
    そして、続きを、ハッピーエンドを待ち望むことしか出来ない。

    • 119
  2. 評価:5.000 5.0

    ミステリ好きは読まなきゃ損!

    『女は馬鹿なくらいが丁度いい』という方は御購入をお控え下さいますよう。
    聡明な女性たちが己の智慧で生きていく世界のお話です。
    花街で生まれ育ち、飄々と、かつ、淡々と生きているように見えるヒロイン。
    彼女が尊敬する人物から学んだ知識や思考法を相棒に、様々な謎や事件を解き明かす……!
    ねこクラゲさんの絵は原案の雰囲気を損なうことなく、かつ、この方流の可愛い主人公が描かれています。(ギャグ、ノリ、全て可愛い……‼︎)
    文字を読むのを厭わぬ方は、原作小説もおすすめです。実は私、コミックスの一巻購入後、原作小説も読みました。……そうしたくなる作品です。

    • 308
  3. 評価:4.000 4.0

    よみがえる〜。

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    『夢路だに 君に通へるものならば 現に見むと思はざらまし』……鷹男の帝が瑠璃さんに寄越した“お和歌”(それも結構底意地の悪いタイミング!)の記憶がいきなり蘇ってきました。ヒロインは、時代背景を考えると、破天荒を突き抜けた型破りな……なのに、深窓の姫君。幼少期をド田舎(失礼!……でも今でも桜の名所)でお祖母様と過ごしたせいか、身内には遠慮のない物言いで、頭にくれば『おととい来やがれ!』とか『フタもバケツもあるもんか!』と凄まじい。
    でもとってもウブなところもあって、『ぶっちぎりの仲よっ……!』なんて(笑)。
    でも、話はどんどん深くなって、驚きの展開に、氷室先生の凄さを実感することに。
    漫画で楽しんで、もしよければ、文庫の方も試してみてください。

    ラノベ、なんて言い方が無かった頃のコバルト文庫。自分と似た年頃のヒロインが活躍する物語を夢中になって読んだっけ。
    初期の頃は峯村良子の表紙&挿絵で、ドキリとするような色っぽさがよかったな……なんて。しまい込んでいる筈だから、引っ張りだして読もうかしら(笑)。
    初公刊から三十年以上の時を経てもなお、煌めきを失わない、そんな作品だから、原作者が既に鬼籍に入っているのを寂しいと心から思います。

    • 52
  4. 評価:5.000 5.0

    ギャグセンスが好き。

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    凛々蝶のツッコミのセンスに惚れて、コミックスを買ったのを思い出しました。
    少年少女の恋は、時に『永遠のボケとツッコミの物語』になることがある……って感じの話を、ある作家がどこかに書いていた記憶があって、これもきっとそうだと(笑)。
    ……この話の場合、一方は成人男性ですが。
    でもこの作品、泣かせるんですよ。
    何だかひりつくような感覚とか、身近な人を喪う悲しみとか。……この手にあるものを失わないようにする為に、自分が何をするか、何が出来るか考える。
    不意に心を鷲掴みにされて、涙が止まらないこともありました。

    原作者は最終巻の公刊後しばらくして、持病の悪化により、鬼籍に入られたそうです。
    彼女が文字通り“命を削るように”描き続けた作品なのかもしれないと、読み返す度に心が震えるような思いです。

    • 17
  5. 評価:4.000 4.0

    お見事。

    花街で生まれ育ち、師と尊敬する養父と共に薬屋を営んでいたヒロインが、運命の悪戯で宮廷へ出仕し、出世していくことになるお話です。当人はそんな事を望んでおらず、飄々として、目の前のことを淡々とこなしながら年季が開けるのを待っているつもりです。が、持って生まれた好奇心や正義感からつい、ちょっとした厄介事に巻き込まれて……。

    ヒーロー文庫、スクエニ版共に読んだ人間ですが、『上手いまとめ方だな』と感じました。元のラノベをトレスするというよりは、切り口を変え、別の角度での見せ方を意識されているようです。スクエニ版で割愛されたエピソードも拾い上げて、行間も描く新解釈の印象が強く感じられます。
    記憶違いでなければ、他にも推理漫画を描かれている作家さんではなかったかと。
    個人的な好みは、絵はスクエニ版の方が好きです。……あと、ワザとぼかした表現にして読者の想像に任せていた部分をキッパリ描くのは、やり過ぎると説明臭くなるかもと感じました。

    • 17
  6. 評価:5.000 5.0

    面白〜い!

    これはスゴいわ。
    ……と、まず口から出ますね。
    イケメンと可愛い女の子と、筋肉……かな?
    その上、権謀術数が並列されて。おまけに作者が看護師・保健師の有資格者で、医療従事者へのコネクション持ちという有り難いネタありの方という。

    そういえば、前作でも応急処置をする人の描写とか、何だかちょっと違う(内心焦っていても、冷静な行動という)感じがした記憶が……(気のせいかも)。
    ただ、ああいった国家資格は取得がゴールではないんだそうで、日々勉強していないと全て記憶の彼方に消えてしまうとか。
    (てゆーか、アタシもツブシの効かない資格持ちだった。確かに記憶の彼方なのよ)

    しかしここからは『本職(プロ)』の名にかけて、ガッツリ読み応えのある作品を描いて下さると、期待に胸躍るばかり。
    ここは、文句無しの星5つでしょう!

    • 9
  7. 評価:5.000 5.0

    最後の最後まで!

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    こんなに展開が読めないなんて!
    数コマ先の予想がつかないストーリー、決して美人とは言えないけどチャーミングなヒロイン、仕事も女もソツなくこなすオトコ。
    ……ま、展開上[ああいう役回り]なのは仕方ないよね、あの彼は(苦笑)。

    ああいう愛され方ってきゅんとする反面、リアルだと重くないかなと思っちゃうんですよね。……でも、読んで溜息もらす分には一級品。ドキドキハラハラさせられ続ける、なかなかのオススメ作です。

    • 8
  8. 評価:5.000 5.0

    心が震える良作です。(語ってます)

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    髷も結わない猫絵描きの十兵衛。
    猫以外の絵は苦手だとばかりに、育ての親でもある師匠のもとを飛び出して、飄々と長屋暮らし。
    かと言って、師匠と絶縁した訳ではなく、折にふれて顔を出してご機嫌うかがい。(この師匠の猫バカっぷりも楽しい!)
    話の下敷きに、各地の民話などもヒントになさることもあるそうで、どこか懐かしい雰囲気を感じるし、何より膨大な資料をもとに揺るぎない世界観が形成されていると思います。……笑わせ、泣かせ、考えさせ、巧みに作品世界へと誘われ、住人になってしまいます。
    ……この作品をきっかけに、江戸時代に興味を持つようになりました。
    繰り返し読みたくなる、心震える良作です。
    紙媒体で既刊を揃えて持ってます。

    未だ十兵衛のルーツは猫に守られた捨て子だった、ということ程度ですが、私は何となく白人(当時だと『唐人』『異人』?)の混血かなと。武人の西浦弥三郎が大男なのは別として、あのデカさは……。
    あくまでも、私見ですが。

    • 7
  9. 評価:3.000 3.0

    双極性障害をちょっと判っておこう。

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    もしも周りに鬱や双極性障害の人間がいたら、NG行動をしないように心に留めておけたらいいかなと。
    作者の方が自身の苦しみや様々を赤裸々に描かれているので(実際涙なしでは読めないシーンもあった)、想像の及ばない苦しみも多々あったろうと推察できるように思います。……そういう本だと思います。
    元夫、ひでーな、と思うけれどこういう男性って少なくないよね。まるで大きな子ども、ってパートナーの女性に言われてる人が多いでしょ?……そうなっちゃう背景とかはこの話とは関係ないから止めるけど、そう思うと誰にでも起こりうる『すぐそこにある危機』だったりするのかもしれないと肝が冷える思いです。
    それと、過呼吸発作を起こした人に対する処置……処置でいいのか?……が参考になりました。マジでメモろうと思った。

    • 7
  10. 評価:5.000 5.0

    おとぎ話のようで、そうでもなくて。

    絵の雰囲気といい、ストーリー展開といい、全体的に懐かしい印象の作品だと思います。
    いいとこのお嬢さんとして生まれたのに、色々と劣等感を抱えたヒロインの葛藤する様に、『あー、判らなくもないかな』と思えたり、『このテの苦悩は、お嬢様ならではか?』と共感(?)してしまうことも。

    話の終盤で、次々と種あかしされていく感じを“慌ただしい”と感じるかが読後感を左右すると思います。
    個人的には、長さも内容もいいバランスで、読後感もいい作品ではないかと。
    『御馳走さま♪』の一言に尽きます。

    • 4
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