猫１号さんの投稿一覧

光の箱

生と死の間にある人が立ち寄るコンビニでの日々をオムニバス形式で

一応主人公？はコンビニの店員
死の３秒前に突然現れたコンビニ店長に「このまま死ぬか　生と死の間のコンビニで働くか」選択を迫られ
働くことを選んで「ま」の文字が書かれコンビニ勤務をしている
相棒のもう一人の店員は人ではないし　ペットにしている猫も猫じゃない

なんで　間にコンビニなのか
　買い物して立ち去る人は生の側に戻るのか、死出の旅立ちなのかのその差は何なのか
これから話の中で謎が解明されるのか　単に「そういうもの」として淡々とオムニバスがえがかれていくのか
今のところ（無料分１０話まで）不明ですが
なんか、雰囲気のある　続きが気になり引き込まれるお話です

絵はヘタウマ系かな？　どこか影があるというか明るさや生気に欠ける感じ
ものすごく世界観とマッチしているが　好き嫌いが分かれそう

オークの樹の下

吃音もちで、実家の公爵家では離れに追いやられていた自分に自信のないマクシーが
辺境伯リフタンに大事に愛され、どう開花していくのか？
という、愛され成長物語化と思うのですが

何故リフタンはこんなにもマクシーを好きなのか？
公爵は政略結婚で辺境伯に「いらない子」を押し付けながら、なぜ手元から離さなかったのか？

背景はほったらかしのまま話は進んでゆきます。

私は無口で不器用な愛を示すリフタンに魅力を感じるので先が気になりますが、この主人公を気に入るかどうかで評価が分かれる作品になりそうです。
絵はきれいですが、衣装の描き込みはさほど細かくありません。この辺も評価が分かれるポイントになりそうです。

金色のマビノギオン―アーサー王の妹姫―

アーサー王伝説の世界に幼馴染二人とともに引き込まれてしまった主人公
幼馴染の二人は　一人はアーサー王伝説や歴史に精通する頭脳派
独りは実家が合気道道場でずっと鍛錬していた為　戦闘でも役立てそうな肉体派
何もいいところがない自分はどうしよう

って感じで話が進んでゆきます。
アーサー王伝説は　円卓の騎士　とか　伝説の剣　のような　大雑把な概略を知っていれば
必要なところは
「私の記憶と違う」と頭脳派幼馴染とマーリン（何か含みがありそうだが）の間での会話で補完されていくので
話の進行には無理なくついてゆけます。

絵はタイトル絵どおりの穏やかな　かわいらしい感じ　アーサー王伝説のゴツさとは離れている感がありますが
少女漫画が守備範囲ならむしろ好ましい絵柄

無料が１３話まで
まだ　盛り上がっている感じがないので、このまま抜け出すこともできそう。
続きを買おうかどうか迷うところです。

神の庭付き楠木邸

自覚がなく「見える」「祓える」楠木青年が
この先、見えるもの　と　見えないもの　がある見る力
自覚なく発揮されてしまう　買い物メモがお祓いの護符になってしまう力

のんびりした楠木青年の性格や　あんまり怖くない犬神様などのおかげで
のんびり田舎暮らしな雰囲気で　柔らかく話が進んでいくようです

無料チャージで９話迄読んだところですが、この先陰陽師さんたちが絡んで
どんな事件が起きてくるのか、あるいは　事件が起きないうちにお買い物メモでお祓いが終了してしまうのか
幸せな決着になるといいなと思います。