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主人公の想像力!
主人公の想像力の豊かさとたくましさに、お腹を抱えて笑ってしまいます!普通の女性から出てくる発想とは、とても思えなくて。
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主人公の想像力の豊かさとたくましさに、お腹を抱えて笑ってしまいます!普通の女性から出てくる発想とは、とても思えなくて。
恋愛漫画ですが、別の視点から。主人公のかろりさん、礼儀正しくて優しくて、誰もが好きになるようなかた。英語に堪能、ひとり暮らしで、なくなったご両親の育て方が本質をついています。
甘酸っぱいだけじゃない、リアルな高校生活や人間関係を描いた作品。石のように、いないものとして扱われてきた主人公が、新しい自分を見つけるために、試行錯誤する姿が痛々しいけど、眩しい。
デブとラブとサスペンスと、に、タイトルを変えたいくらい、少しずつ少しずつ、サスペンスの要素も加わりだします。でも、単なるサスペンスじゃなくて、主人公含め、どのキャラクターもきちんと人間くさく描かれているので、理由もすんなり胸に落ちます。楽しく笑えるコメディ要素満載。
イケメン岬くんを、みっちゃん、と呼ぶ主人公の純粋さが、好感が持てます。みっちゃんを、神、扱いするくらいベタ惚れな主人公。みっちゃんが、照れながら軽くいなすのが、これまた良きです。
曲がったことが嫌い、はっきり口にする斎藤さん。特に、子育てや子どもを取り巻く環境については、より真っ直ぐさが際立ちます。でも、必ず本質をついていて、自己満足ではないところが、小気味よく感じられる理由と思います。
両片思いというフレーズに、胸がぐっとなりました。お互い片思いなのに、両思い。若き日の過ちを、許せないまま、時は過ぎていきます。過ぎれば過ぎるほど、人は素直になれない、、、そのもどかしさが、またぐっとくる作品です。
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高台家の人々