とても良い。
後になって、あーそーゆー事だったのかあ、っていろいろと思い返しました。
少女ヘイリンの可愛らしさとトラウマ、ノア皇子のイタズラで優しくて明るい性格とが悲しい過去の事実によって伏線として絡み合い、カリストの宿命、聖剣の力によって更に複雑に物語が進行してゆく。
やがて皇帝の狂気と策謀、皇后の呪いとすら思える執念、ハイペリオンの秘めた想いが織りなす幻惑に照り返される様な重々しさを孕みつつも、頼らざるを得なかった「影」がすでに1000年の時を超え、妄信した権力者に牙を剥いていたという惨たらしい儚さには虚しさを禁じえなかった。ウォンに微笑むヘイリンに(個人的に)思わず凍てつくこのシーンも良かった。おしゃ!ってなりました。
セイロデの(多分)純粋っぽいところ、ヴィンセントのちょっと滑稽で微妙な立ち位置、従者達とのほのぼのとした日常に共感と笑いを感じながら、あーこーいうシーンいいなあって思いました。「くちびる」は、笑った。
思うに、ヘイリン弁当食べたい。でもヴィンセントの食べ方雑すぎ!
時空を超えたこの命の物語の中で、キーであるロアナが、全ての意味を悟り、運命を受け入れてゆくという、ラスト直前の涙まみれの笑顔がたまらなかった・・。
その後の回想シーン「私が娘ですか?」も絶妙でした。
是非、読んで下さいなって思う。
誰か映画化してくんない?😆
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私が娘ですか?
106話
第106話