たまこサンドさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全62件
  1. 評価:5.000 5.0

    NEW
    登場人物達の人生が深い

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    無料分50話まで読みました。
    女性専用風俗、「東京宵待シンデレラ」を利用する女性たち、そしてセラピストたちの心理がなかなか深くて心刺さる。
    オムニバスではありませんが、副題ごとにストーリーの中心となる利用客とセラピストが変わっていきます。
    最初の作家のハルミさん、トキメキすら忘れてしまっていたのにセラピストのアキトにハマってしまい、拒絶と罵倒されながらも縋り付く様子は痛々しくて見てられない。
    シンデレラになる時間をお金で買うという事の現実を割り切ることは、人によって難しいですね。
    そのアキトも次話で、プライベートが明かされて短絡的ではあるけど根は悪い子ではないことが明らかになる。
    そして、ハルミさんは自分を好いてくれていた人がいる事に気づき幸せを掴んで安心しました。

    その後はおそらくこの作品の要となるセラピストのセナに焦点を当ててストーリーが進んでいく。施設で育った生い立ちと初恋の女性リンとの再会と別れでは泣けてくるので(リンには婚約者が既にいた)読む場所にご注意を。

    セナに憧れるトー横の少女がセナとリンに助けられて成長していく様子もなかなか良い。
    50話までですが、セラピストという職業ですがセナの心が綺麗で優しすぎるのが何故か切なくなる。
    これから明らかになると思うのですが、セナか何故セラピストになったのか気になります。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    皆川さんの心の声が面白すぎる

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    ヒロイン奈都がメインの「冷たい上司と嘘の恋」を先に読んでこちらに来ました。

    人事コンサルタントをしている「氷の男」こと皆側佑人は、失恋してヤケ酒してる奈都にバーで絡まれて意図せずにホテルで過ごしてしまった。
    泣き寝入りしてしまった奈都とは一線を越えることはなかったが、問題は奈都が情報漏洩の調査を依頼された企業の社員であった事。
    最初のうちは情報収集の為に奈都を利用する事を考える皆川さん。
    奈都の失恋相手の上司の彼女が、何故かマウントを取ってくる為、その対策として期間限定の恋人を提案する。

    奈都メインの話の方よりも、より情報漏洩の深い部分がストーリーに盛り込まれてなかなか面白い。
    そして、時には奈都が可哀想になるぐらいに冷たくて分かりにくかった皆川さんの本音の心の声が最高過ぎる。

    何だかんだと言っても、皆川さんは最初のバーでの出会いから奈都に惹かれてますよね。
    態度では冷たくても、心の声は奈都に対して保護者のような庇護欲さえ感じる。
    皆川さん、最高ですね!
    奈都がメインの方の作品を読んでからこちらを読む事をオススメします。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    世の中の全ての男に読んでもらいたい!

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    タイトルの言葉、家事全般を担う女性なら一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
    極め付けに「美味しいよ。でも〜」のセリフ、もう扉絵だけでムカつく人も多いのでは?(笑)

    イケメンハイスペックの勝男と勝男にふさわしくあろうと家事を含めて努力を怠らない鮎美。
    同棲中の二人ですが、付き合って6回目の記念日に家で勝男の好きな筑前煮を作って待つ鮎美に勝男から急な外食の誘い。
    店で指輪を差し出し、プロポーズする勝男ですが断られてしまい別れを告げられる。

    この頃の勝男はモラハラかと思うぐらい一言多く、悪気のないダメ出しばかり。
    鮎美は良くやってたと思いますよ。私なら毎日大喧嘩になっている自信がありますね。

    鮎美が変わったのは(と言うか、自分自身を取り戻したという事ですね)、美容師の渚との会話から。
    勝男を優先するするあまり、いつの間にか自分がどんな食べ物が好きなのかさえ忘れてしまっていたのに気づいてしまったのですね。

    この頃の勝男はクソ男ですが、自分で料理をする内に反省して変わっていきます。
    最低男の印象だったのになぜか応援したくなってくる。
    世の中の男性諸君、自分のために作ったくれた料理にまず感謝しよう。
    文句があるなら自分で作ってみて欲しい。
    特に筑前煮の手間暇のかかる面倒臭さは経験しないと分かりませんよ。

    鮎美の方も別れてから勝男の好みに合わせてた髪色や服装も変えて、色々と経験していきますが、この二人元サヤに戻るのかどうか気になります。
    勝男は未練タラタラですがね。

    好きなタイプの絵ではないですが、何故かハマります。

    • 0
  4. 評価:5.000 5.0

    独特な感性に引き込まれる

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    懐かしいです。
    年がバレてしまいますが、随分と昔に読んだ記憶があります。
    内容などすっかり忘れているハズだったのに、読んでいくうちにセリフまで思い出して自分でもビックリです。
    絵からも分かるように昭和なタッチが満載ですが、これは今読んでも引き込まれる。

    はるか昔に海の泡から産まれた双生児のデイモスとヴィーナスの禁断の恋が全てのはじまり。
    大神さまの怒りに触れ、ヴィーナスは闇の国に連れて行かれ醜く朽ち果てるのを待つだけとなり、デイモスは恐怖の悪魔の姿に変えられてしまった。

    ヴィーナスの魂まで朽ち果てる前に、生まれ変わりである美奈子をデイモスの花嫁とし、その肉体にヴィーナスの魂を入れるはずが、いつしか美奈子自身に惹かれるデイモスの葛藤。
    毎話、テーマの違うオカルト的な事件に巻き込まれる美奈子。

    古臭いと思わずぜひ読んでほしいです!
    舞台を見るようなドラマチックさにハマります。

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  5. 評価:5.000 5.0

    年下彼氏の作品の中でもイチオシ!

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    他サイトで先に読んだのですが、大好きなお話なのでこちらで読み直してます。
    年の差がある年下彼氏の作品は色々ありますが、このカップルがダントツで可愛くて癒される。

    ヒロインである三十路の朝比奈たま子の今の楽しみは、お気に入りの警備のバイトの22歳の竹田くんを構うこと。
    それもイヤらしい感じではなく、弟をからかうような感じで塩対応でスルーされるのをむしろ楽しんでますね。
    そんな竹田くんから告白され、ハグとキスをされて早い段階でタイトル回収。

    年齢的にも結婚を考えざるを得ないたま子は、婚活をするという理由で断るが、諦めきれない竹田くんから結婚相手が見つかるまでの期間限定恋愛を提案されて承諾。

    若いからか、軽いな〜と思っていた竹田くんですが、後にたま子から婚活はやめて竹田くんと向きあうと言われた時の喜びがキュンキュンです。

    もう竹田くんがたま子の事を大好きですね。最初のうちこそ思う様にいかないと捨てゼリフを吐いて帰ってしまったりもしましたが、たま子の素直で大人な対応で仲直り。
    ホント、喧嘩らしいのはそれだけで竹田くんが大人の男として成長していきます。

    この二人の良い所は何といっても素直さで、他の作品なら長引きそうなすれ違いがおこるエピソードの時でも、ちゃんと言葉に出して相手に不安を抱かせない様に努めることですね。
    読んでてうらやましくもなるし、何よりも癒される。

    そして、周りの人達もイヤな人がほとんどいない珍しいパターン。
    この二人の周囲の人達の恋愛もなかなか微笑ましい。
    読んでて幸せになる作品なので、イチオシでお勧めします!

    • 1
  6. 評価:5.000 5.0

    個性あふれる妖たち

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    無料分114話まで読みました。
    アニメ化している事も知らず、人物画もそれほど好みではなくて何となく読み始めたのですが、予想以上に面白い。

    人間達の住む現世(うつしよ)から、あやかし達の住む隔世(かくりよ)へ強制的に連れてこられた女子大生の葵のかくりよでの奮闘記と言っていいのかな?

    葵がかくりよに連れてこられた理由は、亡き祖父がかくりよのお宿「天神屋」で作った借金の為。
    どうやら祖父はお金を返す代わりに、孫娘を「天神屋」の大旦那さまである鬼神の嫁にすると約束していたらしい。

    大旦那さまと結婚したくない葵は、食事処「夕がお」で得意の料理を振る舞い、借金を返す事にする。

    何だかんだと葵の事を気に入って気遣ってくれる大旦那さまに「天神屋」で働く個性あふれる妖たち。
    そして、「天神屋」と「夕がお」を訪れるお客たちも交えて奮闘しながらこの世界に溶け込んでいく。

    あやかし達のキャラがどれも被ってなくて良いですね。真底イヤなやつも出てこない。
    一番好きなものを教えてくれない大旦那さまの真意も気になります。
    読むのを迷っている方、イヤな気持ちにならず楽しく読めるので是非読んでみて下さい。

    • 1
  7. 評価:5.000 5.0

    意外に面白い!

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    水晶占い師の俵美都の元には、死にたくなるほどの悩みを抱えて救いを求めてやって来る人達がいる。
    あまりにも理不尽な人生を強いられた客の代わりに、25万で相手に呪いをかけることができると持ちかけ、呪われた相手が破滅に陥るまでの展開が面白い。
    クエストで読み始めたのですが、良いとこで無料分が終わってしまい、迷わずポイントを使って読んでしまいました。

    まだ、一人目のお客の話ですがコネ入社で入ってきた腹黒あざと女子に恋人を奪われて、その女の策略でパワハラの嫌疑までかけられて退職に追い込まれてしまった。
    辛い記憶も癒えないうちに腹黒女から結婚式の招待が。
    呪いにより、結婚式で腹黒女が自ら今までの悪事を自分でペラペラと暴露してしまう。
    止めようと思っても呪いで話すのが止められないのが不思議ですが、別れた事を後悔する元恋人を引っ叩いて最後にスッキリする依頼者の顔を見て読む方もスッキリしましたね。

    呪い返しと言うのかな?人を呪った代償として自分にも良くない事が起きると言われてますが、どうやら依頼した客ではなく、占い師の俵美都に命を削る代償が来る様です。
    それでも客に呪いを持ちかけて実行するのは、車椅子生活の妹の一生分の生活費を貯める為の様です。

    ポイント目当てで読んだ作品ですが、この後のエピソードも気になります。

    • 1
  8. 評価:5.000 5.0

    全ての根源を知るほどに面白くなる

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    一応ホラーの分類なのでしょうが、読み進めるほどミステリーの要素が大きくてすごく興味深い。

    カノコの兄は病魔に侵され、恋人の男性である聖さんと最期まで一緒にいる事を望み、入院せずに二人で暮らしていた。
    兄が亡くなった後、聖さんに恋心を抱いていたカノコは、変わり果てた怪物の様な姿になった兄だったものが聖に纏わりつくのが視える様になる。
    それは、愛する恋人である聖を妹に取られるのを牽制してくる様になるが…。
    実際、視えるのはカノコだけでなく聖の元カレ、亡くなった兄の元カノや、いわゆる視える人である元カノの知り合いなども同様だった。
    今でも兄を想う聖さん、亡くなって恐ろしい姿になっても聖を守ろうとするカノコの兄、そして聖に恋をするカノコ。
    さらに今でも聖を愛する聖の元カレ。

    純愛かと思えば、登場人物の殆どが闇を抱えて根本的に全てが間違っている事が徐々に明らかになる。
    多分、一番壊れていて自分に好意を寄せる相手をも破壊するのが魔性の魅力を持つ聖。
    聖の歪んだ性癖、カノコの嘘、読み進めるほど一転二転として面白い。

    聖に取り憑く兄だったものが、まともなものに思えてくる不思議さ。
    色々と闇が深過ぎて、誰か一人でも幸せになるんだろうかとさえ思えてくる。
    結末がすこく気になります。

    • 2
  9. 評価:5.000 5.0

    まずは読んでみて欲しい!

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    オススメに上がって来るものの、表紙絵の男性が好みでなく、垢抜けないタイトルなので読むのを敬遠してたのですが…、予想外のおもしろさにハマりました。
    私と同じような理由で、読むのをスルーしてる人もいると思います。
    騙されたと思って呼んで欲しい!
    いつも悲惨な最期で人生を若くして終えることになるリテーラ。神の手によって3回目の人生を生きる事に。
    前世では文通のみの付き合いで会う事は叶わなかったが、滲み出る人柄から敬愛と友情をフェルに感じていたリテーラは、今世では押しかけて強引に契約結婚を了承させた。
    リテーラの夫となるフェルですが、誰もが恐れるほどの野獣…のはずなんですが。
    見かけとは裏腹に誠実な人柄で、リテーラに惹かれるようになってからはむしろ乙女。
    対して人生3回目のリテーラの方が姐さん的立場で、二人のやり取りが微笑ましくも爆笑。
    前世で皇帝だったが暗殺されたリテーラは、フェルと共に皇室とは距離をおこうとするが、運命はなかなかそうさせてくれない。
    バカップルとも言えそうなラブラブの二人だが、リテーラの為に尽くすフェルの愛が深過ぎて泣ける。
    ヒーローであるフェルは決して王子様的キャラではなく、キラキラ美形ではありません。見た目髭ヅラに傷だらけの野獣です。
    ですが、本当に可愛い。ぜひ読んでみて下さい!

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  10. 評価:5.000 5.0

    なかなか味わい深い恋愛

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    無理分50話まで読ませてもらった感想です。
    思いのほか面白い!
    32歳の日本酒大好きなOL松子の恋愛も気になるが、毎回の様に紹介される日本酒がメチャクチャ興味をひく。
    どちらかと言うとワイン派ですが、読み進めるうちにお酒売り場を見ると、ついつい日本酒に目が行くようになってしまいますね。
    松子はある意味、運命的な出会いをした年上の伊達さんとお付き合いするようになります。
    伊達さんとは互いに日本酒大好きで趣味も合い、モテ過ぎて色々と不安要素もありながらもお互いに理解を深めていく。
    そして、伊達さんに出会う前に何を考えているのか分かりづらい年下の同僚の今泉くんが、割とグイグイ松子に接近していた。
    松子も今泉くんを意識し始めていた所で、若くて可愛い年下の同僚の告白で今泉くんに彼女ができてしまう。
    傷心の中で出会って付き合うことになったのが伊達さんですが、松子のキャラが面白くて好きですね。
    表紙絵とこれまでの流れから、松子と今泉くんがメインとなりそうですが、周りの人達のキャラがハッキリしてて良い人が多い。
    松子と今泉くんの掛け合いも面白くて、先が気になります。

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