4.0
盛大なる勘違いすぎて面白い
ギフト分まで読みました。
貧乏な伯爵令嬢グレイスが、全く接点のないはずのイケメン公爵様から一目惚れされてプロポーズされる。
結婚式まで公爵家に住む事になるが、公爵家の後継を狙う手紙を送りつける犯人を捕まえるためにグレイスに囮となってもらう、本当は金髪で碧眼の女性と結婚するはずだったなどと話しているのを聞いてしまう。
ただ、これは話しの一部分だけしか聞いておらず、最初から最後まで聞いてたら、警察のグレイスを囮にする案を公爵様が愛するグレイスにそんな危険なことはさせない!という流れの中の勘違いする部分だけしかグレイスは聞いてない。
そんなとんでもない勘違いから、ショックを受けつつ婚約解消する前に囮の役目を果たそうと、公爵家を出ていく。
思い込みと勘違いがとんでもなさすぎるグレイスに危険が降りかかるが、その行動力と悲しみを力に変えていく逞しさにむしろ好感が待てる。
犯人をおびき出すのに妊娠を装ったことから、公爵様の方も自分の身に覚えのない事なので困惑しつつグレイスを助けようと奔放するようだが、おそらくこの先も色んな勘違いですれ違いながら気持ちを寄せ合って行くのでしょうか。作画も好みでテンポの良い展開なので、このまま読み進めようと思います。
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一目惚れと言われたのに実は囮だと知った伯爵令嬢の三日間