5.0
タイトルに惹かれました
自他共に認める地味顔の大学生、しんじくんのマコトという名前での添い寝のバイトに、客として来た良さん。
暗め美人の良さんはマコトくんが大好きで、マコトくんに徐々にベッドでの色んなことを許されて、控えめながらも涎を垂らして喜び、ついついやり過ぎてマコトくんに怒られてしまいます。
その良さんの喜び様、しゅんとしちゃう様に思わずこちらも引きこまれてしまいました!
一方マコトくんは、地味な自分の承認欲求だったのに、回を重ねるごとに、マコトくんは良さんにだんだんと惹かれて(これが引き摺る?)いきます。
しかし、「美人は美人を選ぶ」という心無い友人の言葉に、自分は選ばれるはずは無いと思い、マコトくんはこれ以上引き摺られる前にと自らバイトを突然辞めてしまいます。
1年後、就職した会社にはなんと良さんがいて、、、
飲み会の席で、突然良さんにお持ち帰りされたしんじくん(マコトくん)。
良さんの部屋で、なぜ突然自分を捨てたのかと言う良さんに、しんじくんが涙を一杯溜めてボロボロこぼしながら、苦しかった胸の内を話します。
良さんも驚きながらも、涙をボロボロ流しながら気持ちを話します。
作者さんの目に一杯の涙、こぼれ落ちる涙の描き方が素敵で、それに2人の気持ちに、思わずもらい泣きしそうになりました。
晴れて恋人になった2人、特に良さんのしんじくんに対する溺愛っぷりが可愛らしくて、ニヤニヤしてしまいました。
続き、待ってます。待ち遠しいです。
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引き摺るほど与う