3.0
荒ぶるフラれ女の無限回帰地獄w
3話まで読みました。
愛する人に裏切られて命を落とした主人公が、生前の記憶を持ったまま、事が始まる少し前に転生?回帰?して、かつて愛した男と略奪女に復讐するという、こすり倒された設定で始まりますが、
他と違うのは、タイトルの通り、主人公のブチ切れ具合がすごいです。笑
回帰は神様のイタズラか、ご先祖様の忠告か、
どう考えても後先考えてない怒り任せの復讐を数百回目繰り返してもまだ回帰。笑
まさに無限地獄。
ある日、ただ◯すだけじゃ足りない…と、数百回目にして、まさかのグレードアップした復讐を決意したところで話が進み出します。
これからスカッとする復讐劇がはじまりそうですが、まだ3話なのもあってか、いまいち復讐にコミットできず…。
主人公は子供の時にアレックスと出会い、命を狙われる幼い彼を守りながら、政治的に立ち回り、全てを捧げて彼に尽くし、皇帝にした彼と結婚するわけですが、
逆の立場で考えると、何の権力もなく命を狙われるだけのアレックスに、皇帝にならない、皇后を選ばないという選択権はあったんでしょうか。
子どものことはやり過ぎだしひどい仕打ちではありますが、アレックスにとって、皇后との敷かれたレールの上の日々は逃れられない拷◯で、
略奪女は初めて愛した、唯一の安らぎだったかも。
きっとこれから皇后は復讐をやり遂げて、スパダリと新しい恋に落ちたりするんだろうな〜と予想しつつ、、、
個人的には、皇后が愛されなかった悲しみを受け入れて、アレックスの気持ちを理解し、許し、全てをかけて彼を愛したことに誇りを持って、最後、アレックスに「ごめんね」と微笑んで◯刑台に登る(さつ戮するんでw)、
そして100万回生きた猫みたいに成仏して、「皇后はもう2度と回帰しませんでした」終わり。みたいな、まぁ、絶対ないと思いますが、そんな最後もアリなんじゃないかと思っちゃいました。
3話までの感想としては、そんな、復讐よりも皇后の成仏を祈らずにはいられない気持ちですw🙏
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殺戮の皇后