1.0
話の「中心」がわからない作品
最初こそ推しである息子中心のストーリーだったが、どんどん再婚相手と主人公の恋愛話が中心となり、推しについてがなおざりに。時々思い出したかのように登場する程度の扱いは、タイトルに「推し」を入れてるのにどうなんですかね?というのが正直な気持ち。
また明らかに怪しいですといったキャラを長々と出し続け、ずっと怪しさを演出し続け、そして悶々としながら何もしないできない再婚相手と、なんにも気にしてない主人公。
結果的にやっぱりアウトなキャラじゃないか!という展開は、読者のモヤモヤを怒りに変えるのに十分です。しかも怒りをぶつける先は怪しいキャラにではなく、鈍感主人公や作品そのものに…となってしまう最悪なストーリー調整。
しかもこれが後半ずっと終盤になっても続くわけですから、完結50話で無料分45話なのに…?とモヤモヤどころの話ではなく、噴火しますよ。
ついでに言うと、最初の頃にあった憑依前のエレナが行ったこと…設定捨てられています。人生とは、蓄積です。昔あった疑惑が解消されても、なかったことにはなりません。
常に上書き更新される恋愛脳ストーリーですか?推しが好きなことも上書きして恋愛脳になりましたか?
物語とは、周りのキャラにも人生があり、主人公を取り巻く設定は導入だけに使われるものではありません。主人公がうまく恋愛できない理由を後から付け足すように終盤に差し込むものでもありません。作品として残念な部分が多すぎます。
読めば読むほど評価が下がる作品です!
無料分は読みましたが、たった5話のためでも課金したくない作品に成り下がりました!
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推しを闇落ちさせた継母になりました