皆さんがおっしゃるように、このお話が進まないように感じる点はまさに、、
彼女の気持ちが『殺してしまいたいほど愛してる』に要約されているのでは?と思います。
殺してしまいたいくらい憎くても、お互いを愛する心は止められないので苦しくて辛い。だから離れて生きていたいのにお互いを求めて止まない。
共依存ですね。
DV旦那にありがちな次の日には優しいし、お互いが相手しかいないと結論付けるからどんなに辛い事をされても別れられない的な?
この様な夫婦はどちらかが区切りをつけると、どちらかが殺○をしてしまわない限り終わりはないのではないか?とも思いますね。
だから彼女の気持ちは堂々巡りでなかなか進めようがないのですね。
彼女の辛い気持ちもよくわかるし、ダミアンの束縛したいと思う気持ちも、彼女は死んでも自分のものだと強く願う気持ちも、凄い愛だなぁと。
難しい愛の形のテーマですね。だから読者としてはお話は進まなくとも、興味深い作品で毎回どうなるのかが楽しみです。
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その品格に反抗を
066話
第66話