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こういう生き方
ダイキチが残業のない部署への異動を願い出る場面、今では当たり前なのかもですが、こういう選択もある、素直に格好良いなと感じたことを思い出します。
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ダイキチが残業のない部署への異動を願い出る場面、今では当たり前なのかもですが、こういう選択もある、素直に格好良いなと感じたことを思い出します。
所長を筆頭にめちゃくちゃな登場人物たち、どこまでが本当のことなのか、なんてどうでもよく面白くて何度も読み返しました。今のご時世では色々言われそうですが、ロックな所長が好きです。
テクニックや楽器の良し悪しに関係なく人の心に響く音楽ってどんななんだろう、と想像を見ながら読んでいました。和音とうたのそれぞれの物語が互いに影響しながら進む物語に惹かれました。
極めて言葉少ないが、極稀に心の熱が透けて見えた父。愚痴をこぼしながら子育てと家事をこなしつつも、時に大胆な行動をした母。二人を思い出しながら繰り返し読み返しています。
読んでいて音が聞こえてきた漫画はいくつかあるけれど、BECKもその一つ。加えて、初めて自分のギターを手に入れたときのワクワク、初めてのスタジオやライブのドキドキ、バンドメンバー全員の演奏がまとまっているときの無敵な感じ等、そうだよなぁと思いながらリアルタイムで読みました。
嫌な感じの登場人物も最後は笑顔や感動した顔になる、そういう物語が年齢を重ねて一層心に響きます。私は建築やリノベの知識が全くないのですが、素人にもリアルさを感じさせてくれるところも私は好きです。
知人に勧められて放課後インソムニアを読み始め、知恩さんを経由して本作を読み始めました。こういう作風のものも描いていたのかと少し驚きました。
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うさぎドロップ