5.0
ラストは涙が止まらない
朱雀・青龍編を読んでいたので、結末が想像できただけに、最初のほうからすでに切なく悲しい物語でした。(けれど、結末は予想外でした。)昔はこんな風に、戦争や病気で儚く命を落としていった人が多いと思いますが、より良い人生のために何度も生まれ変わるのだとすると、人の生にも死にも意味があるのかな、と思えてきました。肉体は滅びても、魂は永遠、という多喜子の言葉が印象的です。
ラストシーンは何度読んでも号泣ですが、私的にはハッピーエンドなのでは、と思います。
本編は最初の物語ですが、先に朱雀・青龍編を読むのが、いろんな意味でおススメです。白虎編も去年より連載が始まっているようなので、楽しみです!
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ふしぎ遊戯 玄武開伝