良かったぁ〜、巴衛取られたかと思ったぁ〜。
最悪、瑞稀ではいかがでしょうか‥‥‥。
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良かったぁ〜、巴衛取られたかと思ったぁ〜。
最悪、瑞稀ではいかがでしょうか‥‥‥。
佐伯さんとの別れはちょっぴり切なかった‥‥。
皮肉にも、父と兄と領民の敵である平家の襲来が、頑なだった瑠璃の心を決めた。
お互いの血を飲む事でつがいになる。
それにより暁の生命を救い、ここに居る全ての者達の生命をも救う。
暁は瑠璃の首筋に歯を立てる。それは妖らしい艶めかしい色香が漂う。
次は瑠璃の番だ、暁が瑠璃に促す。
瑠璃は暁の唇を自分に引き寄せ、そこを噛み、唇を吸う。
これは鬼の契約なのだろうがとても美しい描写で、素直に良かったと喜ぶ読者は多いと思う。
晴れてつがいになった暁と瑠璃の今後を見守りたい。
瑠璃の腹は決まらぬようだが、ここの領民の幸せや弟鬼に取って代わられない為にも、約束通り、暁の言う通りにした方が良いような気がして来た。
このまま暁が弱って死んでしまったら、大変な事が待っているようで仕方がない‥‥‥。
翌朝、目が覚めると「つがいになった」とククリが大騒ぎしている。覚えている事と言えば「瑠璃」とうっかり名前を告げてしまっただけなのだが‥‥。
実際はどうなのかはまだわからない。
この兄弟の鬼達は権力闘争をしているのか。
兄の暁はこないだより力が弱っているように感じるが何か理由があるはずだが‥‥?
ククリが巨大な化け猫の姿になって助けに来た。
元居た塔に帰るが暁の容体が深刻でどうしたら良いか。
瑠璃が何かしたら治るのかも知れないが‥‥‥。
まさか三守がこの塔まで来るとは!
そして都留鬼のおじさんも生きていた!
良かったと思うがここを抜け出して逃走するのはマズイのでは無かろうか。
三守の生命と引き換えに自分の天命を差し出したのだから、約束を違えたらどうなる事か‥‥‥。
それに弟の方の鬼が狙ってる、怖いよぅ。
自分の天命を鬼に与える約束をしたものの、三守の無事を確かめに行きたい、行かなくてはと、瑠璃は絶壁に建つ塔を降りて行こうとする。
普通に考えても何処に行けば良いか見当もつかない見知らぬ地からの脱走劇なので危険極まり無いはず。
それでも実行しようとするのが、この姫の性格なのだろうなぁ。
弟の鬼だけなら瑠璃の生命も絶えたはず。
そこへ現れた紅玉の眼の兄の鬼が事態を変えた。
三守の生命を救う代わりに瑠璃の天命をくれと言う。
天命とは、何の事を指すのかよくは分からないが、瑠璃は三守が本当に生き返るのならば自分の生命も差し出す覚悟だったに違いない。
三守が息をするのを見届けて兄の鬼は「おいで」と瑠璃に手を差し出す。生命を取るつもりは無いらしいが、これから瑠璃は紅玉の眼の鬼と一緒に生きて行かなければならないのだろうか‥‥‥⁉︎
お世話しに産科の看護師まで湧いて来るのはまあ想定内として、
ジーパンのファスナー上げるお役目は、病棟の婦長というのが大ウケだわ!!
神様はじめました
094話
第三十一話(3/3)