ムンドク爺さんの、孫をまたひとり手放すようだとの呟き、たとえどんな事が起ころうとも風の部族は姫様の味方だとの言葉にグッときた。
爺さん、長生きしてふたりを待っていてね。
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ムンドク爺さんの、孫をまたひとり手放すようだとの呟き、たとえどんな事が起ころうとも風の部族は姫様の味方だとの言葉にグッときた。
爺さん、長生きしてふたりを待っていてね。
たぶん陛下の命によるものだろうけど理由を話せないのは何故だろう。
ここのお婆さんが盲目の人で、母さんに重ねて見えるのは良かったね。
しばらくの間この人との生活が待っていて、芭陽に母の温もりを与えてくれるかも知れないね。
もし、「一緒に連れて行って」と言われたら、ヨナ姫の安全を優先して置いて行くだろう。
「一緒に来なさい」ときたなら、ひとりで行かすくらいなら傍に居ないと、と思わせる。
泣いてばかりだったヨナ姫の瞳にはっきりと力が現れた。
自分の為に優しい人達を巻き添えに出来ないという思いか、何か決意したのか。
まさか、ここを出て行く気じゃ無いよね⁉︎
花蘭が有利かと思いきや余裕ある陛下の態度。
芭陽の屋敷が火事だというのに落ち着いているのは、陛下は元々知っているかのようだ。
反して花蘭は今まで見た事無いほど焦ってる。
あの冷静沈着な彼の取り乱し方は、芭陽を想っての事か。
そして火災の中の侍女、着替える必要も迎えが来る事も事前に知っていたかのようだ。
迎えが葉参なのは適任だな、陛下が選んだのだろうか。
熱を出した時にお風呂はダメだと昔は言われたけど、今はむしろ良いそうですよ。
イケメンにこんな風に入れてもらいたいっ♡
若様、あんな事言われたらそんな想像しちゃうよねぇ。
若様に対する旦那様の挑発!
わざわざ嫉妬心を煽るような事を言ってる。
さあ、若様どうする⁉︎
うわっ、マズイところに大君様が来た!
早くしないと蛇の毒がぁ、どうする⁉︎
契約としては、どこまで許すのでしょうか?
暁のヨナ
028話
第8話 自分で決めた(3/3)