陸君は相変わらず瑠奈が好きで些細な変化も気になって仕方ない。瑠奈が日記に書こ書こうとしていたこことったことったのだったのか
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陸君は相変わらず瑠奈が好きで些細な変化も気になって仕方ない。瑠奈が日記に書こ書こうとしていたこことったことったのだったのか
今回のクライアント、悪い人ではないけれど、なんとなくいい加減というか胡散臭い感じがする。
離婚に際しても、事の重大さがいまいち分かって無い感じ。危ういね!
不知火家での花嫁修業は情報管理とダンスのレッスンから始まったが、この二人は何か見えない糸で引き寄せられ、共に歩むことが決まっていたのではと思ってしまうのは何故だろう?
何がなんだかわからないまま嫁いだ一日が終わった。初めての家でぐっすり熟睡できるとは結構神経図太いね!
まるで商売の契約のように結婚が決まり嫁ぐことになったが、これからは全て未知な世界が待っている。
彩葉は怖くないのだろうか?怖さよりこの家を出ることの方が先決なのかもしれない。
いきなりダンスの時、「オレの目をみろ」が凄いインパクトがあって。なんか演歌の歌詞にあったような気がして....
不知火烈は幼少期の彩葉の背中の傷に何らかの関係があるのではとふと思った。
コソ泥みたいにお屋敷に忍び込んで、見つかって、烈といきなりダンスを踊るとは凄いアクティブ!
それぐらいのはねっかえりのお転婆が烈はお好みなのかも?
毎年誕生日に届くバラの花束はミステリアスな香りが漂う。不知火公爵からの招待状にもバラの花が添えられていた。
彩葉の知りえぬ何かが動き出し、彼女の運命を大きく変える大きな波が押し寄せてくる気配がする。
唐突な出会いはセンセーショナルだが、この二人にはお似合いだ。時を同じくして、40歳も年のはなれた見合い相手とは頭が狂ってるとしか言いようがない。図々しいにもほどがある。彩葉じゃなくて継母とお似合いだ。
継母と異母姉は生ごみで出したい。お父様がいけない。勝手に死んで一人娘がどうなってもいいのか?
僕らの喉にはフタがある
109話
第55話-閉-