5.0
外伝先に漫画にしてほしい
リフタン、ずっと孤独で過酷な子ども時代で、幼いマキシをお城の庭に観に行くのが唯一の癒しだったこととか
幼いマキシも孤独に見えて、令嬢なのに魔物から守ってくれる護衛もいなくてリフタンが守ったこととか。孤独な自分と重ねて、マキシを孤独や危険から守ってやりたいってずっと見ていたこととか
大人になって危険な騎士の仕事で大怪我をして治療するときに幸せな記憶が必要なのに、ひとつも幸せな記憶がなくて、唯一幼いマキシとの思い出だけが出てきたこととか
それ以降、辛い時にはそのマキシとの記憶を体験できる魔法をルースに何度も頼んでかけてもらっていたと。
でもお城で再開したマキシは自分を覚えてないどころか怖がっていて、目も合わせてくれないけど、それでもどうしても目で追ってしまう
仲間の騎士とスパーリングしてた時も、マキシが見ているのに気づいて、マキシの記憶に残れるなら1日中でもスパーリングできる、と必死にがんばる
でもマキシはいつも自分を見ると怖がって逃げるので、マキシにとっては自分はいなくなる方が幸せなのかも知らないと苦しんだり
からの、そのあともあれこれあってからの、冒頭の結婚式なので、感慨深くまた読み返しましたが
2人とも誰ともあんまり話さないまま育ってるからか、心の中で考えたりナレーションが多いから、漫画になるとその辺の心の動きが省かれるので勿体ないですね。
目には良きですが。
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オークの樹の下