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冥婚という、死者と結婚するという不思議な因習がある設定でストーリーが進みます。ヒロインにもう少し魅力があれば、もっと感情移入できて楽しめたと思いました。
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28323位 ?
冥婚という、死者と結婚するという不思議な因習がある設定でストーリーが進みます。ヒロインにもう少し魅力があれば、もっと感情移入できて楽しめたと思いました。
ヒロインが借金を抱えてヒーローに助けてもらう、という展開はよくありますが、大抵は家族の借金を背負うという、ヒロインに自責がないパターンです。しかし、本作では買い物依存症という明らかにヒロインの自業自得な理由で、同情の余地はないかな…という感じであまり応援できませんでした。
ヒーローはバツイチのシンパパなのですが、娘が寝ている横でヒロインに欲情しようとしているところが個人的にアウトでした。総じて、ヒーローに魅力がなく、なぜヒロインが惹かれたのか疑問です。
話はよくあるドアマットヒロインの典型という感じですが、なにしろ絵が酷いので、ちょっと読むのが苦痛になってきます。表紙ではそこまで酷く感じないので、もう少し丁寧に作画してもらえたら、評価も上がったと思いますが…。
農家の仕事とか、田舎の人間関係とか、結構リアルに描かれているような気がします。血の繋がりはありませんし法的には何の問題もありませんが、義弟と結婚するとなると世間の風当たりとか大変だろうな、と思いました。
ヒロインが有能過ぎて強いので、敵をバッサバッサとやっつけていく痛快劇です。ハラハラする展開があまりないので、安心して読めます。ただ、絵が微妙なのが残念でした。
ヒーローはまんま獣でケモミミ男子とかいうレベルではないので、この手のヒーローが好きな方にはハマるかも。ただ、ヒロインがワガママで自己中発言のオンパレードなので、読んでいるだけで疲れます。
ヒロインの方は追放されてもハッピーエンドへ向かって進んでいくのですが、逆にヒロインを追放した国はバッドエンドへ向かって突き進んでいきます。絵については好みが分かれそうです。
両親を殺した人から溺愛されるという内容ですが、ページ数が少ないせいか、急展開で最後もあっけなく終わります。これで終わりなのっていう感じで終了するので、読後感がスッキリしませんでした。
表紙やタイトルの感じを期待すると拍子抜けするかもしれません。オカルト要素はありますが、ホラー感はあまりなかったです。一応ハッピーエンドだと思います。
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棺の花嫁~冥婚により、二人は遠からず愛を知る