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切れ者でありながらおっとりした貴族が異世界に転生してしまい、元の世界にもどる機会が来るまで休暇を楽しむ話。
主人公の貴族は人たらしで、出会った超一流の冒険者や、細工能力の高い道具屋さん、盗賊の頭など様々な人達を魅了していきます。
本人は普通の冒険者のつもりでいるけれど、周りからは貴族にしか見えなかったり、周囲が主人公の思惑通りに転がされていたりするのは、読んでいて面白いです。
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切れ者でありながらおっとりした貴族が異世界に転生してしまい、元の世界にもどる機会が来るまで休暇を楽しむ話。
主人公の貴族は人たらしで、出会った超一流の冒険者や、細工能力の高い道具屋さん、盗賊の頭など様々な人達を魅了していきます。
本人は普通の冒険者のつもりでいるけれど、周りからは貴族にしか見えなかったり、周囲が主人公の思惑通りに転がされていたりするのは、読んでいて面白いです。
彫刻の才に恵まれた令嬢イスエルは家族から過保護な扱いを受けている。
溺愛よりは家に閉じ込めているような様子なので違和感を覚えたが、それにはイスエルの辛い過去が関係しているよう。
幼いイスエルを酷い目には合わせた者たちが報復を受けるのは、かなり話が進んでからなので、途中でストレスを感じてしまうかもしれません。
イスエルの恋の相手の大公が、イスエル以外には腹黒い対応を取る様子はとてもコミカルです。
母を亡くしたヒロインが義母の虐待によって心を閉ざし、冷血令嬢とよばれるようになってしまう。
亡くなったお母さんの愛がつまったノートが縁で、公爵に溺愛されるようになるけれど、心の傷は簡単に癒やせない。
罪悪感のため、正直に事情を話せない公爵の気持ちも分かるけど、もっと早くヒロインに真実を話してあげて欲しかった。
誰にも邪魔されず、二人で幸せになってなって欲しい!
真面目で誠実なおじさんが乙女ゲームの悪役令嬢に転生するという珍しい話。
悪役令嬢としてヒロインに意地悪するどころか、親目線で会話してしまうため、ヒロインに懐かれてしまう。
また、社会人としての周囲への気遣いが、そのままエレガントチートとして令嬢の言葉として変換されるため、人望は高まる限り。
とても面白いです。
帝国の皇子であるルディエスの妃になるリリエルは、自分が悪役妃に転生したことに気付く。
死を回避するために皇子と距離をとろうとし、早い段階でリリエルはルディエスに自分の転生やヒロインの存在を打ち明けるが、効果なし。
死ぬかもしれないリリエルの言動は理解できるけど、リリエルを溺愛するルディエスの気持ちを考えると可哀想に思う。
二人が幸せになるといいな。
主人公に与えられた能力は鑑定士(仮)で、鑑定能力に「サポちゃん」と愛称をつける可愛らしさ。
また、愛称をもらったサポちゃんの受けごたえもキュートです。
異世界での案内人としてエルフのお姉さんが登場したり、ギルドの職員が協力的だったり、あげくの果てに神さまとフレンドリーに話が出来たり……チート極まりない展開です。
(仮)の意味が気になるし、何より主人公が転生してきた理由など、謎が多い!
神様から動物に好かれる能力を与えられて転生したはずなのに、話が進むにつれ主人公ネマがもふもふなでなでする相手が少なくなってきたような気がします。
高位貴族の務めとして国のことを考え、異種族が共存できるためのシアナ計画を進めているから仕方がないのかもしれませんが、個人的にはもっとネマがたくさんのもふもふと交流する姿を見たいです。
人質として敵国で冷遇されている王女に転生した主人公。
この先起きることを知る主人公は、生き延びるために皇子に助言したり、有力貴族を助けて人脈を築いたり、周囲に恩を売る。
皇子と主人公の温度差も面白い。
元の王女が自身の命と引き換えに黒魔術を使い主人公を憑依させたため、主人公が魔物化するかもしれない等、まだまだ秘密が隠されているようなので、先の展開が楽しみ。
乙女ゲームの悪役令嬢ティアラローズに転生した主人公が原作通りに婚約破棄される。
でも、隣国の王太子にプロポーズされ、ヒロインのアカリに邪魔されながらも、王太子アクア様に溺愛される。
その後、隣国でも乙女ゲームの強制力に振りまわされることになるが、精霊王の協力により、ハッピーエンドに……。
アクア様の一途な愛によって、ティアラが幸せになることを願います。
異世界へ転生した主人公が仕事改革する様子が描かれており、主人公のユーリが服を通して人々を幸せにしていく姿が爽快です。
でも、女性の社会進出が認められていない世界で仕事をするには男装せざるを得なくて、そこから生じる誤解や理不尽さにユーリは振りまわされます。
ユーリだけでなく、女王さまたち女性陣が幸せになることを願いたい!
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穏やか貴族の休暇のすすめ。