5.0
読み始めたら止まらない。
ストーリー展開がスピーディー。キャラクターの設定は外見、内面ともに丁寧で愛着が湧く。先が読みたくてたまらなくなる。
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51966位 ?
ストーリー展開がスピーディー。キャラクターの設定は外見、内面ともに丁寧で愛着が湧く。先が読みたくてたまらなくなる。
とにかく痛快な斉藤さん!たいていの人が世間や組織の圧にひるんで言えないことを、平然と(ときには猛然と)言ってのけちゃう。萎縮しきった学校の先生の心にも希望の光をもたらす、あんたはバトル天使だ!
毎回、わくわくどきどきが最高潮になったところで「つづく」という感じなので、読みやめることが出来ません。
国際情勢や各国の軍事情報などを深く研究したうえで作品が構成されており、非常にリアルな緊張感が楽しめます。
平成から令和にかけて、法律家や金融マンが社会悪と戦う小説や漫画、映画、ドラマはたくさん出てきましたが、この作品はその先駆けであり、もはや古典に近くなっている作品ではないでしょうか?
絵が地味、登場人物もストーリーもある意味で地味ですが、我々の日常にも直結するような悲劇や不幸の恐ろしさ、そこから助け出してくれる主人公たちの胸のすくような活躍…、それでいて単純なハッピーエンドでなく、ほろ苦い人生の味わいもじっくりとしみた味噌汁のような名作だと思います。これから社会人になる年代の方々にとくにお薦めします!
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六三四の剣