5.0
苦い思い出
刺さりました…私の会社にも正規雇用ではありますが、フジイさんと全く同じタイプの方がいらっしゃいます…まるで自己体験を漫画化された様に感じました…
私はまんま田中です、フジイさんを馬鹿にしていました、企画でチームを組んだ際に、フジイさんと話す機会が出来、それでも最初は馬鹿にしていました…そんな人生で本当に楽しいのか?生きてる意味はあるのか?なんてつまらない人間なんだと…時にはウザ絡みもして、こんな人間にはなりたく無いと思っていました…きっかけは私の仕事でのミス、フジイさんは文句も言わず淡々とフォローをして下さって、お礼に食事をご馳走した際、口下手ながらも、フジイさんの生き方を深く知り、少しずつ交流が増え、本当に空虚な人生を過ごしているのは自分なのでは…と思う様になりました…
未だに自分の答えは見つけられていませんが、皆さんもこの作品を読み、一歩引いて自分を見つめてみては如何でしょうか、苦い思いをする方もいらっしゃるかもしれませんが、フジイさんの生き方を知る事は、きっと自分の人生にも新しい何かを齎してくれるはずです。
- 32
路傍のフジイ