4.0
何を悪とするのか
悪人を地獄に送る仕事をしている
魔王の息子に雇われた、妖怪を見ることができる
主人公の話。
最初のお話に出てくる女の人は悪人として
描かれているけれど、私にはそこまで悪人とは
思えなかった。
でも、絵もお話も引き込まれるものがあります。
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37630位 ?
悪人を地獄に送る仕事をしている
魔王の息子に雇われた、妖怪を見ることができる
主人公の話。
最初のお話に出てくる女の人は悪人として
描かれているけれど、私にはそこまで悪人とは
思えなかった。
でも、絵もお話も引き込まれるものがあります。
これは、話の行方がわからなくて気になります。
先が短いというヒロインの命をわざわざ狙うのは
誰なのか。そして、結婚するならと助けてくれた彼の
重たい愛情ぶり。おもしろいです!
絵はかわいい。猫の子のかわいらしさが全てで
お話が進む。
こんなにかわいい絵なのだから、もっと中身の
あるおはなしだったらもっと良かったです。
主人公が前世で自分が読んだ小説やゲームの中に入り込むお話は
多いです。
そういう話の中には、つじつまが合わなかったり、変な違和感が
あるのも多いけれど、この作品のストーリーは納得。
絵もきれい。
絵も綺麗だし、登場人物もしっかり描かれて
いて、ヒロインも魅力的なのにどんどん面白くなくなって
いくのはなぜ?!
ヒロインの平民になりたい気持ちと前世が今一つ
ピンとこないです。
暗殺とか後宮とか出てきたら
おどろおどろしい話かな、と思ったら、花鈴がかわいくて
けなげなので、ちょっと拍子抜け。
こんな悪環境でも優しくあろうとする花鈴がいいです。
芋くさ令嬢、家族に時代遅れの格好を強要され
ダサくて社交界でも馬鹿にされていた令嬢がおりました。
その令嬢は、実はとってもかわいくて
性格も良くて、それが素敵な出会いで明らかになり...という
お話。芋くさ令嬢のキャラが良くて好きです。
最初は、あまりおもしろくないかな、と思ってしまいましたが
読んでいるうちに独特の雰囲気に魅了されます。
王女様のかもし出す、せつなさと、どこまで本気かわからない
くすっと笑ってしまうセリフのせいでしょうか。
才能があるのに虐げられて、他で見いだされる
というのは、よくある話で、タイトルも残念。
絵を見ると、真面目な雰囲気。
もっと地に足のついた話を描いた方がしっくりくるのでは
ないかと思ってしまいました。
蟲愛づる姫君というと、夢枕獏先生の美しい
小説を思い出しましたが、この姫君は毒々しければ
毒々しいほど、うっとりするお姫様なんですね。
いろんな解釈があるなあ。でも、嫌いじゃないです。
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地獄くらやみ花もなき