3.0
かなりショッキング
ワケアリ警官の主人公。過疎化が進んだ寒村の駐在として赴任します。この村もまたワケアリで、前任者は謎の失踪。法律よりも群の掟という前近代的な集落です。
集落の中でも、ひときわ異彩を放つ後藤一族。彼等には死者を食べて弔うというカバリニズムが存在することも恐いのだが、読んでいて最も恐いのは、彼等の頭のネジが飛んでいることだろう。全ては後藤一族当主の決め事次第とは恐ろしい規則だ。
では、前の失踪した駐在は?
サスペンスであり、ミステリーである本書はかなり評価出来る。が、如何せん気持ち悪さがついて回るため、普通評価とした。
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ガンニバル