3.0
主人公の性格が好悪の分かれ目かも
1巻だけ読みました。
主人公は弟を失ったトラウマ?から、人の役に立たないと生きている資格がないと思い、自分をすり減らしながら他人を立てる生活を続けていたが、限界がきたときにふとしたきっかけでこれまでの清算に着手する。て話であってるのかな?
同じような境遇に陥ったことがないと共感しにくそうな話だなと思いました。素の主人公がちょっとガサツで、他人を傷つけそうな言葉もふつうに発しちゃうタイプなので余計に。主人公が務めていたブラック企業も、就職売り手市場の今、なんでそんなとこさっさと辞めんの?って思われそう。あと、いくぶん似たような過去がある自分としては、数日の空白期間でそこまで切り替えられる主人公に違和感があります。でも臓器提供カードを免罪符みたいに持っている主人公がせつないし、ハッピーエンドになってほしい。轢き逃げ犯の件がどう進展していくのか、家族との修復はあるのか等も、気になります。
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この世は戦う価値がある