4.0
最後まで悪女対決
平民の主人公が母親と伯爵家に呼ばれるが伯爵家の娘エミールの策略により母親は毒殺、自身は処刑される。その時、砂時計が割れ時が戻る。
エミールにやられないように復讐を。
エミールもアリアも一貫して悪女です。ただアリアの周りにいる侍女だったり、マナー教師のサラだったりは良い人。
エミールの罠に嵌めようとする姿はかならイラッとしつつ読んでいるけど。処刑された時のエミールが見る妄想で、小さい頃の周りの大人の声でアリアとその母(父の愛人)が『汚らわしい』と植え付けられていた。(まぁ、実際受け入れ難いですしね)小さいアリアと手を取って姉妹仲良く的なシーンの妄想をエミールがしているけど、エミールの乳母エマがいなければ実際そうなることもあったのかも。と思うと虚しさが漂ってしまいました。
ただ、このシーンを観なくてもエミールがそれまでやらかした悪意に満ちた攻撃があるのでお互い分かり合えないし、アリアの悪女な性格だと分かり合えないでしょうけど。
外伝まででているので、かなり人気の作品なので一気に読みたくなる話ですよね。
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悪女は砂時計をひっくり返す