5.0
面白かった
タイトルで敬遠していましたが読んだら面白くて一気に最後まで読んでしまいました。
いわゆる転生した悪役令嬢ものですが、前世の記憶を思い出したのが断罪イベント1日前。たった24時間でさあどうするというところから話が始まります。本来なら1日で解決するはずのない問題なので解決するには納得させるだけの力が必要です。この作品はその力があると思います。
前世の記憶で自分の未来を知った主人公のアレクサンドラは断罪イベントから逃げるのではなく、公爵家を背負い王太子の婚約者として努力を重ねてきた自分の誇りのために戦うことを選びます。時間的な制約もあり、権力財力人脈を駆使し、時には正攻法ではないやり方で駆け引きをして次々とフラグをへし折って行く姿は気持ちよく、ライバルとなるゲームヒロインのセシル側にもちょっとした謎があり最後まで面白かったです。
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残り一日で破滅フラグ全部へし折ります ざまぁRTA記録24Hr.