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自称サバサバ女の勘違い主人公が、当然のざまあ展開にもめげずに繰り広げるドタバタを見せるストーリーだが、周囲の人物の言動に矛盾をチラホラ感じた(人間の心に矛盾はあっていいんだが、説明不足や荒さにしか見えなかった)。結果、ストーリー全体をご都合主義と感じてしまった。ご都合主義を逆手に取って斜め上を行くのがギャグ漫画だという側面もあるので、もっと思い切り良く進めるか、そうしないなら登場人物たちにもう少し丁寧な演技をさせて欲しかった。
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自称サバサバ女の勘違い主人公が、当然のざまあ展開にもめげずに繰り広げるドタバタを見せるストーリーだが、周囲の人物の言動に矛盾をチラホラ感じた(人間の心に矛盾はあっていいんだが、説明不足や荒さにしか見えなかった)。結果、ストーリー全体をご都合主義と感じてしまった。ご都合主義を逆手に取って斜め上を行くのがギャグ漫画だという側面もあるので、もっと思い切り良く進めるか、そうしないなら登場人物たちにもう少し丁寧な演技をさせて欲しかった。
コミュ症の症状?の本作独特のデフォルメとか、舞台となる高校の超理想的な設定とかに抵抗なく入っていければ楽しく読めると思う。読み進むと、只野くんの優しさにグッと来ることが多い。他の登場人物もみんな前向きでチャーミング。
とても達者でリアルな画風、その絵のまま展開するお笑いシチュエーション。陳腐にならず素直に笑えるのはさすが。今読んでも面白い。「バカ枠採用」なんて設定のマンガ制作に全面協力したHTBもなかなかやるじゃん。
読んでてモヤモヤするところを自分なりに整理。なので参考にはならないと思います。ごめんなさい。
人はみんな「こうありたい自分」を実現させようと無意識にあがいてて、その自分で他人に認識されたい、受け入れられたい。そのために他人を侵害しちゃうこともある。本作ではそのように描かれてる気がする。白鳥さんは特殊能力?のせいか、認識し受け入れる側に回っちゃってて、受け入れられたい側は白鳥さんに愛されることを求める。一ノ瀬は昔から他人に侵害されるのも自分が侵害するのもイヤで、不器用にシャットアウトするしか方法がわからなくて、それはそれで辛いからヤバげな症状に悩む。またそういう彼だからこそ白鳥さんの状況に違和感を感じた。白鳥さんはどうなのかとか、一ノ瀬が白鳥さんに惹かれる理由とかは、スパデートを重ねるうち見えてくるのかも(読者には)。
SFでなく、さらっとテレパス設定入ってて、ファンタジーのくくりでもない現実寄りの作品世界。淡々とした絵柄がかえってリアル。この能力、既にバレちゃってるなら、コータローくんのように周知の事実にしちゃったほうが身の安全が図れるだろうな、でもそれほどレアな能力でもなさそうだな(同じ学校にもう一人いるし)とか、読みながらつい余計な想像をしてしまう。テレパスものは漫画に限らず古今東西さまざま、本作はどんな落としどころなのか楽しみ。
コオ先生シリーズの動物たち、可愛いけどデフォルメしすぎず、形のとらえ方が絶品で見飽きません。その時々の喜怒哀楽が身体じゅうから伝わってくるようなリアルな生命力を感じて、とっても癒されてます。たらさわ先生の、動物への深い愛情から来る観察眼の賜物だと思います。お話も穏やかに進むので、1日の終わりにシリーズ3作読んで、ほっこり平らかな気分になってます。たらさわ先生めちゃコミさんありがとう~。
ギャグマンガの体ではないけど、思わず笑っちゃうことが多く、個人的には異世界転生メイドもののパロディギャグとして読んでる。ヒロインのチートが過ぎてたり、話が都合良く進みすぎたりもギャグのうちなんだと思う。そこに誰かがツッコミ入れるお決まり展開はないが、勝手にそう解釈している(そもそもキャラ全員どこかヘンで、誰もツッコミ役ができそうにない。そこがまた好き)。ラブコメのドキドキもちゃんとあり。課金したいかは微妙なので★4。
前世のイケメンエリートぶりが1話の最初数コマだけ(しかも、悪いけど絵が荒くてあんまりイケメンに見えない)で、そのあとの商品開発のくだり等でも優秀さがあまり響かなかった。無料分14話めの段階では、自分の中で「心優しい現代日本の営業男子」ぐらいの印象になってて、イケメンはおろかエリートだという設定も忘れてた。これからエリートぶりをもっと発揮するのかな。いい人な登場人物が多く楽しく読めるので、続きに期待。
四コママンガ的なノリが濃い。パパ皇帝はとても残虐らしいが、その直接描写はほとんどない(それは主人公の努力のおかげか…)。登場人物たちのキャラはしっかり立っていて、それぞれ謎めいたところもあり、じわじわと明らかになっていく模様。日々のドタバタ描写のなかで主人公が大きくなり、ストーリーも少しずつ進んでいくが、おおむねホームコメディっぽい印象。気楽に読めて時々クスッと笑えるので読み続けてるけど、続きはあまり気になってないかも。
無料分読了。お仕事ものは、現実離れしたエピソードに醒めることが少なからずあるので、読まず嫌いしてた。けど本作は面白く読めた。主人公の仕事に対する熱さや同僚たちの人物描写、患者のエピソードなどなどが、ちゃんと現実生活の延長線上につながって、終始穏やかな共感が持てた。本作に限らず、どんなに優れていてもフィクションで、現実にはまた違う側面もあるはずだが、読んでる間はそれを忘れて没頭できた。
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