5.0
コミュ症の症状?の本作独特のデフォルメとか、舞台となる高校の超理想的な設定とかに抵抗なく入っていければ楽しく読めると思う。読み進むと、只野くんの優しさにグッと来ることが多い。他の登場人物もみんな前向きでチャーミング。
-
1
4332位 ?
コミュ症の症状?の本作独特のデフォルメとか、舞台となる高校の超理想的な設定とかに抵抗なく入っていければ楽しく読めると思う。読み進むと、只野くんの優しさにグッと来ることが多い。他の登場人物もみんな前向きでチャーミング。
沖田×華さんのマンガは、かなり厳しそうな辛さや大変さを乾いた感じの笑いにできちゃうとこがすごい。その出来事をバカにしたり軽んじているわけでは決してなく、物事のいろんな側面を見逃さないんだと思う。笑いの中で言うべきは言ってくれるし、ホロリとすることもしょっちゅう。どう考えてもキツいであろう特殊清掃の話も、沖田さんのマンガなら読み進められる。
民のためを思う若き王、権力争いに娘を利用する重臣、ひょんなことから巻き込まれる貧乏平民ヒロイン。韓国歴史ドラマはこうでなくっちゃという展開が続いて、期待を裏切らない。語りの多さや、ギャグ抑えめなところが、落ち着いた良い雰囲気を作ってると思う。絵も丁寧で、興が削がれる心配なく読めている。
アシガールから来て、木絵ちゃんの妄想に声出して笑ってしまい、即コミックス大人買い。なのに無料分あればめちゃコミでもついつい読んでます。
なんと素敵な絵。ペン画に淡い透明水彩の絵本なんかでも読んでみたくなった(勝手な希望)。これだけの画力の作者さんなんで、画集でも出てはいまいかと調べたら、本作連載は作者さんの体調不良で打ち切りになっていたと。最近の情報はわからなかったけど、良くなられたのだろうか。とにかく無理なさらず、充分に元気を取り戻されることを何よりも願ってます。
読んでてモヤモヤするところを自分なりに整理。なので参考にはならないと思います。ごめんなさい。
人はみんな「こうありたい自分」を実現させようと無意識にあがいてて、その自分で他人に認識されたい、受け入れられたい。そのために他人を侵害しちゃうこともある。本作ではそのように描かれてる気がする。白鳥さんは特殊能力?のせいか、認識し受け入れる側に回っちゃってて、受け入れられたい側は白鳥さんに愛されることを求める。一ノ瀬は昔から他人に侵害されるのも自分が侵害するのもイヤで、不器用にシャットアウトするしか方法がわからなくて、それはそれで辛いからヤバげな症状に悩む。またそういう彼だからこそ白鳥さんの状況に違和感を感じた。白鳥さんはどうなのかとか、一ノ瀬が白鳥さんに惹かれる理由とかは、スパデートを重ねるうち見えてくるのかも(読者には)。
将棋ギフテッドキッズたちの描き方がよい。無料分の限りでは、3月のライオンのようなドロドロと辛い面は見えない。紙コミックス第2巻が2024/4末発売予定。
2024/4現在でコミックス3巻まで発刊。可愛めの絵柄と内容のギャップがかえって怖さになってて、いい感じ。柴田くんが主人公以外に見えたり見えなかったりするのはなぜなんだ?紙媒体買おうかな。
面白いのに★少なめだな~と思ったら、タグに「ほのぼの」ってあった。なるほど、他の方のレビュー見ると、そっちを期待してがっかりすることがあるんだな。無理もない。「不思議な猫ちゃんとの奇妙な癒され日常系」とかの裏返しみたいな話だし。逆にほのぼの系だと思って読まない人もいるんなら残念。
SFでなく、さらっとテレパス設定入ってて、ファンタジーのくくりでもない現実寄りの作品世界。淡々とした絵柄がかえってリアル。この能力、既にバレちゃってるなら、コータローくんのように周知の事実にしちゃったほうが身の安全が図れるだろうな、でもそれほどレアな能力でもなさそうだな(同じ学校にもう一人いるし)とか、読みながらつい余計な想像をしてしまう。テレパスものは漫画に限らず古今東西さまざま、本作はどんな落としどころなのか楽しみ。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
古見さんは、コミュ症です。