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胸アツな青春ストーリー
この作品を最初に知ったのは、TVアニメでしたが、漫画も本当に良かったです。母親が死んでから、自分の弾くピアノの音が聞こえなくなってしまった少年、有馬公生がバイオリニストの宮園かをりとの出会いを通して、成長していく物語です。登場人物がみな魅力的に描かれているのが、すごくいいです。音楽関係のお話が大好きな私にとって、この作品も特別な作品になりました。
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9881位 ?
この作品を最初に知ったのは、TVアニメでしたが、漫画も本当に良かったです。母親が死んでから、自分の弾くピアノの音が聞こえなくなってしまった少年、有馬公生がバイオリニストの宮園かをりとの出会いを通して、成長していく物語です。登場人物がみな魅力的に描かれているのが、すごくいいです。音楽関係のお話が大好きな私にとって、この作品も特別な作品になりました。
PCに頻繁に宣伝が流れてくるので、気になって読んだ作品です。この作品では、最終的に酷い終わり方にはなっていませんが、読んでいて胸が痛くなる重い作品でした。この作品のようにはいかなかった多くの「春菜さん」、意にそわない妊娠をしてしまった少女たちが容易に想像できたからです。お腹の子の父親ではなかったけれど、恋人の航太郎くんの誠実な態度には救われる思いがしました。ただ利害が対立してしまうと、航太郎の父親にしろ祖母にしろ…ごく普通の人が豹変してしまう…というのも、よくある事実なので、重いですね。
ハロルド作石先生と言えば、やっぱり「BECK」を思い出してしまうのですが、本作もバンドものということでかなり期待して読みました。小学生の時に母親と見た初めてのライブに感動し、影響を受け、バンドやギターに興味を持った少年の成長物語です。主人公の公平はいじめられっ子で、せっかくできた音楽好きの友人(親友のマタロー)と別れることになったり、母親が亡くなったりと辛いことも重なりますが、そんな公平の心の支えになっていたのは、ライブで聞いたバンドの曲でした。
シリーズ3作目が始動していたとは…知りませんでした。漫画より先に映像作品で知ったせいか、ファブル=岡田准一という図式が、私の頭の中では出来上がっているのですが…漫画も読むと嵌りますね。アキラもミサキもヨウコも社長も、すっかり平和な生活を送っていて…海老原やクロまでカタギになっていて…何も起こらない…訳は…なかった…ですね。
高校生のカオルは、水泳部のソノコに一目惚れし、カナヅチなのに!水泳部に入部して、ソノコに猛烈アタックを始める。彼女にいいところを見せようと、スイミングスクールに入りコーチの家に泊まり込んで頑張るカオルだったが、全く相手にされない。ライバル校の水泳部の主将のウシも、ソノコに一目惚れしカオルと張り合うが…。本当に懐かしい作品! 映画化(演じたは、筒井道隆と高岡早紀)されたし、TVドラマ化もされたと思う。
さすがメディアミックス作品…スゴイとしか言えない。緩急をつけた絵や計算されたストーリー展開に、読み始めてすぐに魅了されました。南極大陸の地下に大穴アサイラムが出現し、謎の昏睡病ランドルフ症候群が世界中に蔓延し始める。故郷が病に侵され孤児になった少年セルジュー彼だけが病気の特殊耐性を持っていたーは、保護され病院船の中で成長し、研究者になる道を選ぶ。そこで昏睡から奇跡的に回復した少女、睡蓮の担当になる。睡蓮は記憶を失っていたが、アサイラムの明晰夢を見ることができた。その夢を解析することで、病気の謎を解き明かそうとするが、睡蓮を「鍵」として付け狙う組織に、睡蓮が連れ去られてしまい…。
医学生の桐吾は、雪の中で倒れている青年を見つけ家に連れ帰る。満という名の青年は、アメリカから写真に写る風景と同じ場所を探しに来たらしい。具合が悪いのかと思えば空腹で倒れていたとか…どこか常識外の世界で生きているような満だった。読み進めるにつれて、満の謎が解き明かされていく。ギフテッドとして、学校にも行けずに働いてきた満。そんな満がなぜ日本に戻ってきたのか。母親を目の前で亡くし、医者の道を志した桐吾。桐吾の母親は大規模なシステムダウンで、電話が使えず救急車が呼べずに亡くなった。そのシステムエラーを引き起こしたのは、もしかして満なのか?? 運命の悪戯のように巡り会ってしまった桐吾と満だったが……。
大好きだった祖母が創った料理学校。祖母が亡くなり、引き継ぐことを決めたはいいが、経営は火の車で。料理学校の理事長になり奔走する孫の湊の物語です。大学を休学し、髪をバッサリと切って、パンツスーツを着て…まずは見た目をビジネスバージョンにするところから始まった湊の闘い…。引き抜きにあって辞めた講師陣を刷新するのが、先決事項で。幼馴染の一夏(中華担当講師)のアドバイスを受けて、カリスマイケメンシェフたち(一夏も入れて)4人の勧誘になんとか成功し、カリキュラムを一新し、ライバル料理学校に対抗する戦いが始まった。
もうすぐ17歳になる直樹と妹の典子が、母親の姉の伯母の家に遊びに行くところから物語が始まります。伯母の家には直樹の従兄でもうすぐ17歳になる隆がいる。隆は伯母とも仲が良く、いつも楽しく滞在しているのですが、なぜか今回は隆の様子がおかしくなり…伯母は自死してしまう。なぜなのか直樹が調べ始めると、先祖代々長男が17歳で亡くなっていることがわかる。もうすぐ17歳になる直樹にも呪いの手が伸びてくるが…それを振り切り、隆の呪いも断ち切ることに成功。母親の愛(狂気の愛)がテーマのお話なのかな? 原作者の小野不由美さんは、「十二国記」が最近では有名ですが、ホラーの名手で、むしろこの手の小説が本筋の推理作家さんです。緻密なストーリー展開はさすがでした。
乙一氏原作の推理小説のコミカライズ作品で、3作品収録されています。表題作は、小学生の男子と新任の担任の先生のお話で、イジメのお話です。人気者の先生がひとりの子だけに辛く当たり…そのせいで他の生徒たちからも苛められるようになって、精神的につらくなっていくお話です。読んでいて、胸が痛くなりました。こういう教師は本当に最低スギル! ラストが優しいのが救いです。「暗いところで待ち合わせ」は、一人暮らしの盲目の少女と、逃亡中の男の奇妙な同居生活のお話です。「しあわせは子猫のかたち」は、幽霊との同居生活のお話。乙一氏の原作小説が読みたくなりました。
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四月は君の嘘