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心の声に導かれるように
魔法家の名家に生まれたエレスティアは、社交家に出ることを嫌う、ただ本を読むことが好きな優しい引きこもり勝ちの美少女だった。父の友人の公爵が皇帝陛下にどのような妃を望むか尋ねたところ、一緒にいて心が癒される女性と応えられた。それでエレスティアが突然第一側妃に選ばれてしまう。動物に好かれる彼女が皇帝陛下の心獣に懐かれているのも理由の一つだ。強面で冷酷だと評判の陛下だが、エレスティアにはなぜか陛下の心の声がダダ洩れに聞こえてきて……。その声に導かれるように心を寄せていく二人だった。
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引きこもり令嬢は皇妃になんてなりたくない!~強面皇帝の溺愛が駄々漏れで困ります~