3.0
ここまでの展開は結構好きだったけど、今回の流れは一之助くんと同じく幼少期に母親から虐待受けて育った身からするとちょっとモヤモヤ
こう…虐待の実態を知らない人がお綺麗にまとめたくて描いちゃった感じのご都合展開に見えてしまうし、周りの大人たち(死神や主人公たち)の対応も過度におせっかいというか、セカンドレ○プ並みに傷を抉ってしまうやり方だと思う
虐待を受けた子は「自分が悪い子だったから体罰を受けたんだ」と無意識に自分を責め続けてることが多いし、そこからまだ抜け出せていない(虐待のトラウマが残っている)段階の子にわざわざ苦しんでる親の死に際を見せる、そしてその場に連れて行って見るかどうか会うかどうかを子ども自身に判断させるって、どっちの判断をしたところで更に自分を責める要因を増やすだけだよ
普通なら離れて保護されていれば普通は親の死に際なんて察知できずにそのまま穏やかに死に別れられるんだから、この場合は非常に過干渉な気がする
幼少期に受けた暴力の恐怖は一生身体と心に残るから虐待する親と虐待された子が真に和解することなんてないし、和解したように見えたとすれば虐待した側の自己満足と虐待された側の譲歩・我慢でしかない
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